Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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***** 佐 藤 著 書 *****
最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2023年07月01日 の日記 ......
■ 骨格にフォーカス!   [ NO. 2023070101-1 ]

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骨格ってとっても大事です!
自分のからだの
基礎!
基礎!
基礎〜〜〜!!!



1月末に母が腰の圧迫骨折で現在も治療中。
母は俳句をしていて、長年椅子に座ってテーブルで俳句勉強をしていました。
それが、前かがみ姿勢で・・・。
結果、現在、背骨がお腹側で潰されて、圧迫骨折で痛み発症ということになった訳です。
もし、背骨を曲げずに姿勢を起こして勉強が出来ていたとしたら!
そう思っても後の祭りですけど。

母親のからだの状態は、娘に70%の確率で遺伝するとのこと。
私の祖母も腰が曲がりました。
母の母です。
祖母の腰の曲がりは、その娘である母も同じようになっているという現実。
私はそうはならない・・・とは言えないかも。

そうなると覚悟して、それを遠い未来にさせていくためにも!
今の60歳代半ばで、いかに背骨や背中の筋力を整えて、骨格を、本来あるべき骨格で維持させていけるか!

という、自分自身の覚悟にかかっているのです。
今のこの時期にそれを怠ったとしたら!
きっと、あっという間に私の背骨も曲がって、私も母のように腰の圧迫骨折で痛い目にあっていることでしょう。

それを避けるためにも!
腰が曲がったとしても重度に至らないようにするためにも!

自分の骨格を意識して、骨格が、本来あるべき位置に位置させていける為に、相当、心して意識を骨格に向けることが大事で、とても必要なことになってくると痛感しています。

背骨に負担を掛けない為にも、自分自身が痛みを持たずに済む為にも、今のうちから背中周り、背骨+肋骨を意識して、整えていけるように努力を、この肉体へ与え続けていくことだと思っています。

骨格や筋肉などに意思はないですよね。
骨格や肉体が勝手に良い状態になってくれる訳ではありません。
意志ある、そして行動を伴える自分自身が、骨と筋肉に、本来の姿で過ごせていけるようにしていくことなのです。

ドライブ中に、歩く高齢者の方の後ろ姿を目にしました。
背中が丸くなっていました。
「この方、今は歩けるだろうけど、もしかしたら先の未来、腰が痛くなるのかも」と、母と同じような姿勢でした。
みぞおち、もしくは両バストの間の辺りから、背中側へ押し込まれた骨格の状態。
または、肩甲骨下側の背骨が凸となっているという状態。



「猫背」って言われる姿勢です
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からだの基礎となる骨格が曲がると
脚も思うように上げられなくなる”猫背”!
避けましょう!!!



現代人は、PC、タブレット、スマホを手にしてみているのは当たり前の世の中です。
しかも小学生から、もしくは幼稚園児からゲームが主流の遊びになっています・・・。
65歳になる私が、今の子供達の、大人達の当たり前に行う姿を目にして、未来を想像すると、日本人は、65歳から高齢者と言われている今、もしかしたら、未来の40歳代の頃から高齢者状態に陥ってしまうのではないだろうか・・・って思わずにはいられません。
今の小学生が40歳になる頃には私は生存していないと思いますので、そういう人がそういうことを言う必要がないと言われるかもしれません。

しかし、今の世の中、子供達が外で遊ぶ時間よりも、機器の画面を見ている時間の方が長いのではないですか?
機器を見ている時間が長いとするなら、人間の肉体としては、活動量が極めて少なく、結果、早い老化が襲うと言えるのではないでしょうか。
幼少時に外で遊ぶことで、色々な環境に対面し、それらを経験することで思考も働かせて対応、順応して行く筈なのです。
そういう過程を辿れるようになるのが、外で遊ぶということだと思います。

しかし、機器を相手とした場合、ボタン一つですべてクリアにしていけます。
しかし、現実はそういう訳には参らないことが多々なのです。
削除すれば無くなる。
それは画面からだけの話です。
機器と現実を混同するような思考にはなって欲しくないです。


その骨格がもたらす様々は次第に苦痛になるのではないでしょうか。
バリバリお仕事されている年代の、そのうちにもっともっと自分の骨格に意識を注入し、特に背骨の曲がりがあるとしたら、そのままにしておかないこと!

姿勢を維持するというのは、その人の努力。
努力が繰り返されていかないと、加齢に伴い、老化まっしぐらな人生、背骨も曲がり、筋肉量も筋肉の強さも弱まり、起立出来ていけなくなるので、背中が曲がって骨盤も後方へ寝てしまう姿は仕方なくなるでしょう。
その人の骨格や筋肉は、他人がなんとか出来ることではないのです。
その人自身が、自分自身のからだへ何かしら意思を通して、何かしらのアプローチを続けていかない限り、姿勢維持という訳には参らないのです。

私は姿勢良く、後ろ姿の背中で「若い」と思わせたいのです。
顔にはシミやしわが年輪のように増えてきています。
髪も徐々に白髪の範囲が広がりを見せてきています。
でも、背中だけは猫背にはしたくない!
と言っても、若い頃からの年輪で左右どちらかへ曲がってしまっていますけど・・・(><)

自分なりですが、もし、背中がどうも曲がっている感じがするなぁ〜・・・って感じたら、あばらのすそ野を上方へ持ち上げてみましょうよ。
腰骨やお腹周りが伸ばされる筈。

でも、両肩先が前に出ている方は、肩甲骨側が伸びきってしまっているので、あばらのすそ野を上部に持ち上げられないと思います。
肩先が前に出て、肩甲骨側が伸びきった背中で、あばらのすそ野を上部へ持ち上げようとすると、両肩の間に首がすぼんで、顔が前に出てくる筈なのです。
背中が伸びきってまあるくなっていると、からだの稼働も規制がかかってしまい、思うような動きが出来なくなってきます。
その為に、筋肉量も減り、弱くなってしまい、尚のこと姿勢はまあるくなって下半身と上半身が曲がった姿勢になってしまい兼ねません。

私はこれから先の人生でも、出来る限り背中を丸めた姿勢を避けて歩むつもりです。
何より自分の為に!!!

***維持したい骨格***
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