春のザクザクの雪が「重くて滑られないのでスキーは終わります」と仰るスキーヤーさんは多いのでは?
パウダーではない湿ったザクザク雪の中、あえて、この時を望んでの凸凹スキーレッスンのご依頼を頂戴しました。 ご依頼主様も、佐藤レッスンで凸凹を学んで、面白さにはまった方。 そして、凸凹滑りは春のザクザク雪がとても面白いと感じて貰えるようになったのです。
天気がはまったら、本当に春の凸凹滑りは面白いです。
ご参加下さった皆様 からだの調子は良いですか?
スキー凸凹レッスンは如何でしたでしょうか
ありがとうございました またよろしくお願いします
スキー基本技術を学ぶには さとうともこスキーレッスン です
申し上げることはひとつ、「日頃からからだを整えておいて下さい」ということです。
床の上で動かすことの出来ないからだは、雪上の滑るスキーの上で動かす等とは到底できないこととなります。 なので、雪上でのスキーが直近となってしまったので、みなさまには「腰回りをグルグル回しておくようにお願いします」と、お願いをさせて頂きました。
からだを動かすということで、また、雪上でそのからだを動かすことで、一番厄介なのは「やっているつもり」という感覚です。 それがいかに代償を伴う動きになっているのかという認識に辿り着けなくしている動きでもあるのです。
自身のからだのコントロールが出来ずして、スキー技術を身に着けるということは至難の業とも言えます。 スキー上達、スキー技術を身につけたいという願望があるのであれば、雪上以外の床での生活の場面において、自身のからだを整え鍛える土台を作ることが出来ないと、願望に到達できないのです。
何より、日頃からからだを整え鍛えて欲しいという私の要求は、雪上での時間を有意義に過ごしたいというよ級からです。 雪上での時間は日頃の時間とは違う訳です。 その貴重ともいえる時間帯に、折角雪上に居るのに、そこでからだの動きの説明をしなくてはならない!? しかも、からだの動きの説明は短時間で身に着けられるものでもないのです。 それを、時間のない時間に説明して分かって貰うのに、雪上の時間が十分といえるでしょうか? 言えません。
なので、雪上はからだの動きのノウハウの説明に費やす時間とならないためにも、雪上以外の時間帯に自分自身を整えておくことが、と〜〜〜〜っても大事になってくるのです!
自分自身よりもスキーが上手に滑られる人は、自分自身よりもからだ造りを徹底しているからと思うことです。 スーパーになればなる程、そういう人は自身のからだを一番に考え、整えて鍛えているのです。 そういう面は雪上では見えない、見れない部分。 でも、本当は、その見えない部分を真似出来るようにしていかなければ、望むスキー技術を身につけることはできるものではないと、私は思っているのです。
私も永遠不滅ではありません。 家事情も重なり、年も重ねて、雪の大変さを痛感し、雪の多い時期に家内外をこなして、スキーを行うという配分がとても維持できなくなってきています。 雪上に立てば、スキーは出来ます。 しかし、ジワリジワリと押し寄せてきているそれらを思うと、以前のようにスキーにドップリとつかるという生活はもう無理と。 なので、私自身の雪上でのスキーレッスンにも限りがあると思っています。
スキー技術の基本技術なしに、その上の技術を身につけるということは出来ません。 また、スキー上達を望むのであれば、からだを整え準備万端で雪上に挑むことも忘れてはなりません。 基本技術があるから、スキー初心者にスキー技術を伝達することが可能なのです。 その基本技術なしに、スキーが出来たとしても、大事な部分抜きの伝達となるためにスキーヤーはある程度の技術に到達したところで壁にぶち当たってしまうということになってしまうのではないでしょうか。
スキーだけに限らず、上を望むのであれば、自分の足元から土台をつくり続けることではないでしょうか。 土台、柱無しの家など無いことと同じ。 土台と基礎となる柱をより強固にして貰いたいと願う私です。
なので、絶対不可欠。 下半身と上半身の逆捻り。 股関節部位の柔らかさと強さを整えて鍛えて貰いたいです。
そして、骨盤の前傾維持で、股関節部位の可動域を広げて貰いたい。
脚が十分に稼働するように、上半身も起立した背骨で活用できるように。
何よりスキー操作は足元です。 その足元を使えないとなると、ロボットになってしまいます。 足元の稼働もくるぶしから十分に行えるように動きを滑らかにして貰いたいです。
からだを整えて鍛えるというのは地道な作業です。 短時間で出来るものではないことも心して、コツコツと自分に合った工夫をしながら行う必要があるのです。 特別なことをしなければならないと思うようでしたら続かないと思います。
動かない部位を動かすようにしていくには相当心して取り組まないと動く部位を確保できないと思います。 自分のからだが他人のからだになりませんように。
人間は刻一刻と老化まっしぐらなのですから・・・。
私はその路線を歩いているとしても、からだ造りは心がけて行っていこうと心しています。 バリバリと凸凹滑りが容易に出来るように! です。
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