約30年、若しくはそれ以上のスキー研修をご一緒させて頂いている、農林水産省スキークラブのみなさまと、ズームスキーレッスンを行いました。 ジョイント下さいました、リーゼンスキークラブの矢島さんありがとうございます。
佐藤かつてない多くの皆様のご参加に大感激、大興奮! 感謝申し上げます! ありがとうございました。
4(木)に開催したと同じように、スキー技術の基本技術の勉強でした。 ・スキー板を水平に動かす ・スキー板の長さを傾ける ・スキー板の前後ろに動かす
ターン技術でスキーを操作するスキー板の動きはこれだけ。 と言っても差し支えないでしょう。
そして、これらを操るために、動くのはスキーヤー自身なのです。
出来ているようで出来ていない動き・・・というのがスキーなのかも知れません。
達者にスキーが滑られる多く(私のイメージする達者なスキーヤーと同じとは言えないかもしれませんが…)は、からだ使いがやはり達者です。 それに鍛えて整えています。
しかし、佐藤の20歳代〜30歳代辺りは、今ほどからだを思っていませんでした(笑) 冬になれば問題なくスキーで滑ることが出来たからです。 一種のうぬぼれですね。
でも、ある時、「あれ?」って思うほど、なんか足元がフワフワすることを感じて、「これはどうして!?」と、思ったことがきっかけで、少しだけ、走ることをしました。 高校まで嫌というほど走らせられた反動で、走りたくなかった高校卒業後。 でも、それではいけなかったのですね。
基礎スキー充実させるのは走り! 下半身を鍛えればよい!
という思いで、走るだけでした。
でも、それだけでも不都合だったということを思い知らされて、上半身をなんとか自己流でボチボチいじり始めたのです。 当たり前ですが、FreddyとBreddyと一緒に写真を撮った時、彼らの胸板がとても立派に映り、私の胸周りは非常にみすぼらしく感じてしまったことがあったのです。 それがきっかけ。 モーグルスキーを学んでからでしょうか。
そしてピラティスで、よりからだの中を意識できるようになってきました。 マットピラティスですが、知らないよりは知って自身のからだを感じていくことはとても大事だと感じています。 また、マットピラティスのリングを使ったピラティスはより効果を望めます。 これは凄いと思って利用しまくっています。
自分のからだを知るに最適な【ピラティス】 マットとエクササイズボール必要です
【ピラティスリング】は絶対に持つべき補助器具! 自力だけのピラティスに比べて、鋭い感じ方が味わえます それによって、より体の中の動きをきゃっちできるようになるのです 無い訳には参りません
片手を前に交互に出すプランク 出来なかったことが出来るようになったのは嬉しい! これもピラティス効果です!!!
からだを感じて整えるから、自分の思う通りにからだを動かせるようになる訳です。
そのからだを知らずして、ターンのこの時にはこうやってって・・・少し無理が生じてくると思いますよ。
ズームスキーレッスンで、踵を支点にしてつま先を左右へ動かす動きも、骨盤までが一斉に動いてしまうとなると・・・。 股関節部は大腿骨がくっついてて、前後、左右、内側への捻じれ、外側への捻じれというような機能を有していますよね。 日頃使っているのですからご存じでしょう! (「股関節の動き」で検索してみて下さい)
スキーはその部位を有効活用すべきなのです。
股関節という関節があるのです。 にも関わらず、足元の傾きや足先を左右に振るだけの動きで、骨盤まで動くとは! 接着している訳ではあるまいし・・・。
さとうアバターの股関節部位です さとうアバターの股関節は 左右前後動かすにグルグル回っちゃいますけど(笑)
股関節部位はこのようになっているらしいので 感じながら 前後ろ、左右、捻じれ等 動かしてみましょうね
そして、この部位を上手くコントロールできない一つに、背骨から骨盤の動きの悪さがあります。
一番最初に立ち前屈をして貰い、ゴルフボールで軽く踏みつけましたよね。 その結果、何もしなかった立ち前屈の時の手の位置が地面に近付いた筈です(人それぞれですが…) それは、人間のからだは繋がっているという現われであるといってよいでしょう。
なので、股関節部位をなかなか感じられないというその思いも、もしかしたら、背骨も骨盤も意識して動かすという行いが難しいのではと想像できてしまう私なのです。
からだは、放置しておくと、自分のからだでありながら、他人のからだになり兼ねません。 いうことを聞いて貰えないからだになってしまうのです。
これから若返るということはこの世にいる限り無理です! 一直線に老化へまっしぐら進んでいるのですよ。
その道中の今、動かすことのできない体があるとしたら、それ以降のからだはより動かなくなるのは想像できるのではないでしょうか。 そうならないためにも、今のうちから、自分のからだの内側へ目を向けて気持ちを向けて、本来持つ機能を維持できるように整えていくことが大事になってくるのではないでしょうか。
スキー技術はスキーヤー自身のからだを整えて、思う通りに動かせるからだを維持することにより身につく技術なのです。 外枠だけマッチョになってもそれは厳しいです。 からだの内側から整えて鍛えて、感じられるからだを確保して、鍛えていくという過程に繋がります。
お一人でもズームでスキーレッスン行いますので、なんとかからだを動かせるようにしたいと思いましたら、ご連絡ください。 でも、手っ取り早いのは、ピラティスを行うことです。 これほど、からだ内部を意識して動かすエクササイズはないのではと思いますよ。
スキーズームレッスン・・・改名しようかなと思ったりします。 【さとうスキー理論塾】どうですかね。
改名しました さとうともこスキー勉強部屋 スキー技術を勉強したい方は、「さとうともこスキー勉強部屋」をクリックして、是非お越し下さい! 少しはお役に立つかと思っております。
2008年自費出版 もっともっとスキーを楽しむために P.96 イラストの修正イラストです。 膝と足元の位置を変えました。 本をお持ちの方はこちらの動きでお願いします
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