一昨日、あまりにも脇の下と二の腕の内側の発疹が痒過ぎて、風通しと思い首から下げている三角巾を外したのです。 そうしてみた所、当初に比べて傷口の違和感がなく、「これでも大丈夫かも!」と、三角巾は付けずに手をぶら下げたり腰の辺りで曲げて置いたりと、自由環境を広げられました。
そうしてみて、わかったことは、自分で上着を脱ぎ着が出来るということです! ということで、自分で洗髪も試みてみました。 出来ました! さすがにドライヤーは無理でしたが、先日、ベリーショートカットにして貰えていたので、左手でタオルで葺いた後、シャカシャカと水気を払って終わり。
それに、車代行さんから車庫へ入れて貰ったのを少し入れ替えをしてみました。 三角巾で吊っていた時には絶対に出来ないこと。 それを外して少し行動範囲が広がったのでどうかと思って、試みた次第です。 出来ない訳ではありませんでした。 でも捻じれが痛くおぼつかないので、キーを回すその動きは左手でということに・・・。 まだ車道を走らないようにします。
でも全てが自力という訳ではなく、右腕にナイロン袋を歌舞して貰い口を止めて貰うのに母から手伝って貰いましたけど。 という、半介護状態が続いていますが、時間の経過と共に傷は少しずつ良くなりつつあるというのも感じられます。 五体満足で過ごしていたとしたら、決して感じられなかっただろう色々が感じられています。
例えば、普通だったら当たり前にできること、でもこういう状態になってそれがそうでないので、その普通の当たり前がとても嬉しかったりしています。 「出来た!」という感じ。 まるで幼児や小学一年生が自分で出来たその喜びと同じ感じです。
この今の状態、「もしかしたら、介護の環境もそうなのかも?」と感じました。 強要ではなく、その人がやって出来たことに対して、その喜びを共感してあげること。 介護の世界では大事なことなのかも。 と、気付かされたことでした。
こうなるまでは、出来るようになることを求めていたと振り返させられています。 出来ないことが出来るようになるには段階があります。 見極めているつもりですが、もしかしたら、より求め過ぎていたとも言えるかもと。
五体満足では、出来て当たり前、出来るようになるのが当たり前という感じを持ってました。 でもそうであって欲しいという願いもあるのです。 スキーでもエクササイズでも。
全ては上杉鷹山の「なせばなる なさねばならぬなにごとも ならぬは人のなさぬなりけり」です。 私の座右の銘。
今日は祖母の13回忌。 早く回復するようにお願いします。
5/11(金)午前中撮影
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