Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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***** 佐 藤 著 書 *****
最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2017年01月11日 の日記 ......
■ スキーの勉強をしましょう。   [ NO. 2017011101-1 ]
さて、みなさまはスキー技術、どう捉えていますか?

最近思うこと。
スキー板をどう動かしたらよいのか。
なることがスキー技術になっていやしませんか?

それも一つの技術です。
では、滑り手、スキーヤー自身ですが、斜面を滑り降りようとしているでしょうか。
この辺り、板みたいに動きが目で見てわかる訳ではないので、疎かにされていると思いませんか。

斜面を滑り降りていますか?

と、私は問います。
板の上に乗ることが目的になってしまうと、これが厄介な感覚になっているのも知って貰いたいことなのです。

スキーヤーの最大の目的は「スキー板を滑らせる」という部分になります。

さて此処で一つ。
「板の上にしっかり乗りましょう」と言われて、忠実に守り続けると、上達の過程ではマイナスな行動になってしまうのです。
当然ながら、最初の内は板に乗らなければなりません。
最初の内はです。

でもある程度平行らしい滑りができる様になったら、その行動にプラスした色々を行えるようにしていかないとまずいのです。


何故、切り返しエリアで、中級レベルの多くが空方向へ立ち上がってしまうのか・・・。
不思議じゃありませんか?

「次のスキーに早く乗って!」と、言葉で耳にしたことありませんか?
私も過去はそう言ったことが多々だったと思います。

でも板に忠実に体重を乗せるという行動、それは、ちょっと間違いなのです。
次のターンの外スキーに忠実に乗ろうとすると、斜面にそぐわない行動になってしまうのです。
使い方が違って来るのです。



歩行を考えて下さい。
足元が地面についてから、上体は後方から動いてきて足元踵よりから乗ります。
足裏も後方からつま先側へと上体の移動に伴って移動していく筈です。

スキーもそれと同じと考えています。
そうは考えていませんか?
私はずばりそのものです。

次のターンの外スキーに乗り移る時は、その場で一気にスキー板に体重を乗せる作業ではないのです。
次のターンの足元を体重を乗せる前にほんの少し前へ進ませておく。
歩行で言うなら、体重を乗せるための足元を確保するとでもいえるでしょうか。
次にスキーヤーの重さは足元を後から追っかけるように、先に進んだ足元へ乗り継いでスキーを送らせながらそこへ乗り継いでいく行動なのです。
先に足元が体の下から進んでいるとなると、此処からは乗り遅れは禁物なので、脚裏側(ハムストリングス)を起こして重心(腰)を先に進んでいる足元へ運ぶように使っていく必要があるのです。
お分かりになりますか?
これが出来れば、スキーを止めてそこに体重を乗せるのではなく、スキーを滑らせておきながら、斜面に沿ったスキーヤーの動きが可能になるのです。

切り返し部分のポイントだけです。
これでターンが完成ではありません。
完成させるためには、此処から斜度感が変わる所への突入のからだの使い方と、数年前には言われなかった「山回り」部分の仕上げをきちんと行えるようにしなければなりません。

これらのベースは今では死語ですかね。
「スケーティング」
「ステップターン」
で学べるのです。

行っていますか?
私は徹底的に学んで貰っています。
この行動が不足すると、滑らかなスキーが滑るターン構成に繋がらないからです。

この動きが上手くいかない人は、スキー板に乗ろうとする行為で何とかしようとするから出来ないのです。
地面を踏み蹴る動きを知っていないと、推進させるスキーの技術にはなりません。
スキーを推進させる技術はこれらの動きを知っていないと出来ないこと。
また、先に足元が進んでいるとなると、やはりアイソメトリック的からだの使い方が不可欠になります。
スキーを進ませておいて後方から乗り継いでいくからだの使い方になるのです。

腿の裏側がしっかり使えないとできないですね。
だから日頃は「スクワット」は大事なのです。
後方からハムストリングスを使って腰を上げる動き。
それと同時に地面を踏むという行為も同時進行ですけど。

そっから先、じゃあ、板を滑らせながら乗り移ることが出来ました。
それで動きは終わっていません。
尚も、動き続け、動き続けて、ひとつのターンが仕上がるということになるのです。
斜面に沿った動きが必要ですけど。



先に「階段登行」を記載しましたが、同じですよね。
足元を置くと同時にからだの重さをその足へ乗せてしまうのか。
それとも、足場を一旦整えてから地面を踏み締めて、脚裏側で自分の重さをそのスキーへ乗せるのか。
その違いと同じです。

この行為は日常の中では階段を上がるのと同じ体の使い方の筈。

スキーだから日常と違うからだの使い方となることはありません。

不明な方は佐藤と共にスキーをしましょう。
安全な上達の為には、斜面に沿った動きと、雪を利用することを身に付けなければ確保できないことなのです。
滑らかなスキー裁き。
滑らかな動き。
滑らかな滑り。
身に付けたいものですね。

スキー場は休みが多くて無職になる一方の私・・・。
出張講習受付けますのでお申し出ください。
タイミングが合えば・・・是非!
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