酉年ですね
お正月 3日目だと、スキー学校入校者も細々となる入広瀬SCスキー学校。
私も昨日のダブルブッキング事件で空きの人・・・すまんでした。 ということで、今日はスタッフ研修でありました。
何故スキーが走らないか。 何故スキーヤーは動かないか!
原因は、なんと! スキーを始めた頃に教わる「階段登行」から潜んでいたのです!
年末のレッスンもそれがその人そのもののスキーの扱い、からだ使いになっていたのです。 スキーは歩行と同じなのですよ。 階段登行も、ターンも、全て「歩行」と同じタイミングで行われています。 お分かりですか?
先ず、階段登行を分析して下さい。
坂をスキー板を滑らない方向に位置させて、からだを横方向へ運んで坂を登る技術です。
その階段登行! 二種類存在しているというのがお判りでしょうか。
一つは、山側のスキーを坂の上に運んで雪面に置くタイミングでからだの重さを上半身から乗せる階段登行。 それを行うスキーヤーは、ターン技術の中での全てにおいてスキー板に体重を乗せようと試みる動きとなってしまっているのです。
↑この技術は此処止まりで、発展させることは難しいです。 残念なことですが・・・。
普段の歩行を考えてみましょう。 前に進むのに足元を地面に置くタイミングで体重を乗せていますでしょうか。 そうではないですよね。 足元を先ず確保してから、後ろの足で地面を踏み蹴る行動をしながら、重心が運ばれて進んでいる筈ですよね。
スキーもそれと同じタイミングなのです!
なので、スキー技術も歩行そのものの動きと同じ動きなのです!
斜面にスキーが滑らない向きに二本の足を揃えて立ちます。 山側の足と谷側の足に標高差に二本の足が位置します。
谷側の足に体重を全て乗せ支えを作ります。 そしてその体制で山側の足を一歩山側へ動かし雪面に置きます。 山側の足を一歩山側へ運んで雪面に置く時、そこでからだの重さは乗せません。 (此処でからだの重さを乗せる動きの人は、スキーを滑らせるに至らないからだの使い方をしてしまいます) 足元を移動させるだけです。 歩行と同じで、足場を確保するだけ。
そこからがとても大事です。 でも上の説明状態もとても大事。 この状態を作れない人はスキー板に上半身から乗っかるだけの動きしか作れないからだの使い方をしてしまいます。
足場確保が出来たら、谷側の足で雪面を踏み返して、その山側の足場へ重心を運ぶべく、地面を踏みしめながら脚を腿の裏から伸ばして、山側の足場へ乗っていく。 この行動が、ターン技術そのものの使い方なのです。
この説明でイメージが出来る人。 スキーを滑らせる動きを確保できるようになります。
でも、「???」の方、佐藤レッスンにお入り下さい。
要は、上半身からスキー板に重さを乗せてしまう動きなのか、スキー板に重さを移動させるために、片一方の足で雪面を踏み蹴って移動させている使い方をしているのかということです。
もう一つ、要は、スケーティングだったり、ステップターンができるかどうかということです。 特に雪面を踏み蹴る動作が確保できているかどうか。 ということです。
この動きをからだの中に持っていないと、雪面を利用することや、スキーを滑らせること、当然ながらスキーヤーの重心移動も足元から出来なくなります。 覚える必要が確実にあるのです。
そしてそれを伝えていかなければならないと思います。
現在の研修会内容は、この技術を持って対応しないと即圧は求められないからです。 只ハの字でスキーをずらせばよいというものではないのです。
だから、上達したいなる思いのあるスキーヤーはスクワットを確実に行うべきなのですよ。 それがないと、重心運びを大腿部裏側からは出来ないのです。 残念ながら。
また今年、私は上達するつもりでいます。 楽に。
しかし! 膝が痛い・・・何故に???
一日が終わると腫れるのですが・・・。 アイシングをして上向きになって両足両手を天井へ上げて、ブラブラしていると、ラクになるのですが、何故に痛いのか。 やはり老化現象には勝てないのかも。
そこで、アイシング+上の処方、ストレッチング+自転車こぎ5分程度。 その自転車こぎも足を下へ下げる意識よりも腿を上げて大腰筋を縮めて膨らませる使い方を意識した自転車こぎをすることにしました。
ヒアルロン注射が良いのかも知れませんけど・・・ケア、強化を強いられている年明けです。
ボケの魂、膝関節痛の私。 私のスキ―人生も終わりかも知れませんので、レッスンご希望は私のまともなうちにお願いします。
しかも! 20時頃になるともう瞼がくっついてしまい起きてられません!
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