ほんの金曜日の天気予報では、今日は晴れの予報でした。 所が・・・朝起きると、乳白色のガスの中ではないですか! 雨というより、そういう雲の中に居て、霧雨状態。 しかも、風も強い・・・。
名物「ガスサン」出現となった今日です。 今季、初の週末の悪いお天気では無いですかね?
ガスの中、速く滑らない様に突入です。 こういう乳白色のガスに囲まれた月山では、沢が渋滞になるエリア。 とても危険なエリアでもあるので、避けました。
とはいえ、昨日造った凸凹コースにいきなりも危険かなぁ・・・と。 ということで、大斜面へトラバースして、手前のコースで「この時期、またこういう時にはとにかくゆっくり危険を避けるように」ということで、「ゆっくり滑って下さい」と。
自身の滑りを確認できる好条件となったガスの中での滑りです。 足元(スキー)への重さが滑りの途中で軽くなるとスキーはコントロールを失い、スキーヤー自身を危険にさらす滑りとなります。 それではスキーヤーは自身の身を守れないでしょう。 そういう滑りであっては大自然の過酷と思われる条件に対応出来なくなってしまうのです。
上達のためにスキー技術を学ぼうとします。 しかし、スキーの勉強をしようとしないが為に、幅の狭いスキーを身に付けてしまっています。
ガスガスの条件の中でのクリアな快晴の天気の中で滑るスキーも同じ様になってしまいがち。 それでは安全なスキー技術とは言えないですよね。
今日の条件で、コブコブとやっきにはなれません。 今日の条件、スキーをしている人生の中、どれ位遭遇する自然環境でしょうか。 天候に合わせられる内容。 雪質に合わせられる内容。 そういう技術は技量とも言えるのです。
それらを学ぶには、こういう自然条件でしか経験出来ないことです。 スキー技術は自然の条件から学ぶ事が出来るのです。
そういうスキーをして欲しい。 そういうスキーをしようとしたら、様々な条件に対応可能な技術を身に付けられると思っています。
コブを滑るからコブ技術。 本来はそういうモノではなく、全ての技術に通用する技術が、たまたま、コブにも通用する技術であると言えるだけなのです。
もっともっとスキーの勉強が必要なスキー環境と感じました。 スキー技術の勉強よりも。
さて、2014−2015スキーシーズンが終了しました。 みなさまの佐藤レッスンのご参加、ありがとうございました。 少しは役に立ったでしょうか。 少しはヒントを与えられたでしょうか。 少しは感触良くなったでしょうか。 より悩みを抱えた方も多かったのではないでしょうかね。 身体が動かないと悩みに繋がります。
スキーはスキーが既に雪の傾斜地を滑る用具なので、その上で止まってしまう身体となると、ほとんど通用しない身体使いとなります。
この夏、身体造り、努力して下さい。
その為に佐藤では、「スキーセミナー with ピラティス」を企画します。 是非、ご参加の上、身体造りを、呼吸から学んで頂けたらと思います!
身体の内部の小さな筋肉を動かすことで中心軸を強化していきます。 筋肉強化は、体の内部から。 しかも呼吸に合わせての動きなので、リラックスな動きも確保出来ます。
是非、来季のスキーがより上達に繋がる様、この夏場を身体造りへと繋げて貰えたらと思います。 私は頑張る!!!
月山〜天童市〜R48〜仙台市〜R4〜R6〜相馬市〜福島市・宿泊。 まだ新潟入広瀬の自宅へ辿りつていないという私です。 明日、帰宅。
そして、夏のトレーニングシーズン突入の6月です!
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