天気予報に「強風」はなかった気がするのだけど、お宿の部屋に居たらスキー場のアナウンスが「強風の為に池の平クワッドリフトの運行を見合わせております」なる声が聞こえてきたのです。 「え?! 山頂へ行けない!!!???」です。
そしてスタートすると、麓のリフト乗り場は物凄い人だかり! 超〜〜〜〜〜混み混み。 それも午前中だけでしたので助かりました。 こんな天気の日に一日中滑るって、私たち以外にもいましたが、でも一般のみなさまの引き上げはお昼過ぎて早かったです。
なので、午後はリフト待ちさほどなし! ラッキー。
午前中の一本は、麓のフード付き二人乗りリフトに乗ったけど、降り場(スキー場中腹辺り)の風の強いこと! アルペンブリック方面のリフトは吹きさらしで長いし・・・。 ということで、一旦、麓に降りることにしました。 風避けとなる林の間のスロープで、学生が子供や初心者を持った時に、そういう対象者に余裕の滑りを提供できるように、初心者のハの字のシステムをお伝えさせて貰いました。
「ハの字」の内容を知ることで、平行操作のバランス確保になります。 また、斜面落下と雪の除雪という条件に必要な足元と腰の位置も知ることになるので、斜面に強くなると思います。
そのハの字のシステム(とでも言うのかな?)を知らずして、平行操作に必要なスネの傾き、腰の位置、上半身の胸の向きや、雪を押しどかす内容は得られるものではないのです。
初日のレベルチェック時に滑って貰った、学生の個々の考えの滑り。 その中に、スネの傾き、腰の位置、雪を押しどかす事を徹底させて貰ったその内容のお陰(?)で、学生の突っ立ったような滑りから脚に屈曲プラスほんの僅かな傾きが現れるようになり、しなやかさの兆候がほんの少し。
まだ腰+脚+足元の連携が弱いために谷足をしっかり踏みつけて足場を確保とまでは至っていませんが、初日を思えば、雲泥の差の滑りとなりました。
学生たちの滑りをみて、やはり、ハの字との行き来はとても大事と認識した私です。
教程でも作るかなぁ〜・・・。 ハの字の大事さ。 ハの字〜平行操作。 平行操作とハの字の行き来。 なんて感じで。
それが周知されたとするなら、世の中、もっとスキーヤーは短時間で上達の路線に入り込めると思うのだけど・・・な。
確実に、感触が違ってきている筈。 バランスも良くなっていると感じているのでは。 でも1級レベルになるにはもっと勉強が必要です。
がんばれ〜!
と、新潟大学のスキー授業は明日の午前中までなのですが、私は今日が最終日。 一日早く退散してしまい、スミマセン。 みなさまにはご迷惑をおかけする羽目になりますが宜しくお願いします。
また、今回の新潟大学スキー授業で、私のお手伝いも最終回です。 約20年弱続いた新潟大学のスキー授業のお手伝いでした。 大変にお世話になりました。 ありがとうございました。
長年の間に、家事情で長い宿泊が厳しくなってきてしまいました。 私自身には問題はないのですが、取り巻く環境が違ってきているということ。 それが歳を重ねているという現実なのです。 仕方ない現実です。
また、機会がありましたら是非お声掛けをお願いします。
 学生のスキー授業を終えた所に、「いけべい」登場で一緒にカシャリ! 携帯のレンズが濡れていて、ほんわりボケ写真ですが、それも味がありました。 その後、蛍の光が鳴るまで滑っていた学生もいましたぁ〜!
雨の天気の中、往路よりも復路の方が時短でした。 山に上がるよりは下る方が早いというのと、夜になり、街の中の車がスムーズに走っていたということで、良かったぁ。
明日は江戸川区立ウィンタースクール。 雨かも・・・。
さて、寝よう。 おやすみなさい。
|