車で10分の畑に「花を植えよう」と向かい、草ボウボウの敷地で草取りをしていると、我が家の親戚で、家の畑の近くに住む98歳のじ〜ちゃんが声を掛けてくれました。
「ともこだろ? 何してるや?」と、声を掛けられ、耳が遠いじ〜ちゃんにでかい声で、「畑はあんまりうまく作れないから草取りでもしようと思って」と、返事をしましたが、聞こえたのかどうなのか・・・。 すると、「と〜ちゃんのぐあいはど〜だ?」と父の具合を案じてくれ、「病院で寝たきり」と、返事をすると「そ〜だか」と、バイクに乗って家へ向かっていきました。
その後、私は敷地の淵の菜っ葉の様な雑草を根こそぎ抜いて土を落としてひっくり返していました。 ら!!! じ〜ちゃん! トラクターに乗って来たではありませんか!!!!!
「俺がうなってやるいや」と!!! もう、ビックリ!!! きっと、放っておけなかったのでしょうね。 私の手作業の草取りが。
私と母は、「柿の木の畑は、坊っちゃんカボチャとサツマイモ植えることにしよう」と、今日、病院の帰りにコメリホームセンターで、坊っちゃんカボチャの苗2とさつまいもの苗8と、マリーゴールドとアスターの苗を買ってきたのです。
サツマイモ8苗位のウネと、カボチャのウネなら、手作業で出来ると思っていたので、適当な所に作るつもりでいたのです。 耕作出来ないと思っていたので、「少しは花でも植えれば良いかな」と、花の苗を買ってきたのです。

そんなつもりでいたのですが、突然の申し出驚きでした! 只只感謝!
98歳のトラクターさばきは年を感じさせないさばき方でした。


あれよあれよと言う間に、草ボウボウの敷地が、土色に!!! しかも、柔らかく、長靴がズボズボ埋まる土に早変わり!

こういう想像は全くしていなかったので、何もかもが準備不足で、「私は此処で何をしたらよいのでしょぉ〜???」状態でウロウロでした。
花を植える場所を決めて、母に植えて貰いました。 そして、「サツマイモは肥料を入れる必要が無い」と言われたので、明日以降サツマイモを植えて良いウネを作りました。 微妙に、ウネがくねってましたけど・・・愛きょう・愛きょう。 というか、「この長さで8苗大丈夫か?」ですけど。

じ〜ちゃんに広く耕して貰ったので、母が「坊っちゃんカボチャ、もうちょっと植えるだね」と。 また、花の苗と坊っちゃんカボチャの苗を追加購入します。
「手助けしてくれる人が現れるのは、その道は進むべき道」と、聞いたことがあります。 私のド初心者鈍百姓の今年、トラクターで敷地を2回も耕して貰うことができました。 それは、手助けして貰えたということになります。 と言うことは、この畑仕事は、私の辿るべき道でもあると言わざるを得ないのかも。
父は、私よりも年を重ねた年に初めて畑仕事を始めました。 私は父よりも若い時点で始めることになりました。 そして、多くの方に助けて貰えています。 やらざるを得ないですね・・・。
がんばる!
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