数日前の今日は雨予報でした。 「雨のスキーか・・・」と、思いきや! 南から上がってくる低気圧がゆっくりの動きだったために今日の天気は曇り+晴れの天気となり、しかも、暑い!!! 日曜日よりも湿気があったからでしょうか。 雪も物凄いザックザク!
そんな、今日は、さすがに、今迄造っていた第一ゲレンデ レストハウス前の最後の落ち込みのコースの積雪が1mを切る量となり、「そこに凸凹は遠慮して欲しいな」とスキー場から言われ、今季初の第ニリフト脇に造りました。 第ニリフト降り場からコースなりに麓まで。 落ち込みまでのコースは、落下慣性があるので楽に落ちれスキーも走る感じ。 なのですが、落ち込みからその先は、「普通、こんな緩斜面に凸凹が出来る筈がないでしょ!」ってな緩斜面にワザと凸凹コースを延長させて、「滑らせられるように」と、利用しました。
3人でしたが、凸凹を造ることによって、同じ所を滑っているので雪が剥ぎ取られて滑る雪が顔を出す様になるので滑り易い! だから、この時期は凸凹滑りが快適でやめられないのです! それ以外のコースは本当に滑らない!!!
明日雨が降ってどれ位雪が沈んで滑り易くなるかは分かりませんが、5月の連休時が楽しみです。
そう言う今日、初めてご参加下さった方、週末の方々とおんなじように「基礎を教えて貰わない限り上達できないと思うようになったから」と、ご参加下さいました。 「約10年間、言われたことをやり続けて、自分自身で上達の感じが全くないし、まわりのスキーヤーを見ても、「凄く上達した!」と見受けられるスキーヤーが居ないと、悶々としていた」と仰っていました。 そして、「なんか、上手くなれそうな感じがして、また、スキーを楽しめそうな感じです」と、レッスンを終えて仰っていました。 私も嬉しく思います。
日々の中で、「身体のどの部位を伸ばしているのか」という意識を伸ばす部位に届けてストレッチングを行い続けたら、次のスキー時には身体使いが驚くほど違っているという事に気付く筈です。 あくまでも、意識を集中してストレッチングを行った場合においてです。
でも、週末の初受講の方も今日の初受講の方も、「身体を造って再挑戦です」と意欲をお見せ下さいましたので、肉体改造を自分なりに行うのではないでしょうか。
そんなスキーレッスンをしながら、ふと、「「介護」ではなく「介助」にしてみよう」と、床に伏す様になった父に対しての対応を変えようと思い付いたのです。 「動けない訳ではないので、私が介助したら身体を動かすことは可能になる筈」と、リフトに乗りながらふと思い付いた次第です。
早速家に帰って、背後から脇の下に腕を入れて、持ち上げるように介助して深呼吸をして貰いました。 そしたら、出来ない訳ではなかった。 朝、「起きたら深呼吸してごらんよ」と言うと、「出来る様ならやってる!」と、病人と喧嘩状態だったのです?!
僅かな動きでも病人にとっては筋トレになる筋肉運動。 それを行わないままで日常の手伝いをしてしまうとなると、本当に筋肉を動かす場面など一切なくなってしまう。 それは想定出来る事なので、ならば、今の内から僅かな動きを一緒に行っていったら、脳細胞も働きながら筋肉運動が可能になるので、リハビリ状態が可能。
今迄は、言うだけでした。 そうやっていた私自身がまずかったと言えます。 「自分でやろうとしないから、このまま時間を過ごしたら本当に動けなくなるよ!」と、言い張っていました。 そうではいけなかったのです。 私がチョッカイを出していけばよいのです。 チョッカイを出してやったら、出来るのです。
上半身、下半身、そして、大事な顔、口の動き。 鏡を持たせて、「あ」「え」「い」「お」「う」と、口を開いたり横へ広げたり尖がらせたりしながら、声を出して貰う。 そして、大事なベロ。 「ベロ出して〜」「丸めてぇ〜」「ベロ出して上、下、右、左、グル〜っと回してぇ〜」って。
たかがそれしきのことでも、病人となった今は凄く運動をしたという感じの様なのです。 すると、今迄自分で動こうとしなかった父が、自分でも動こうとし始めたので、「介護」よりも「介助」をしていくことが自分でも動くし、手助けも出来るので、父自身は安心があるのではないですかね。
自宅リハビリテーション時間を作ることができました。 私は張り切ってます。 「今よりも状態を良くするには薬にだけ頼っていては絶対にいけない」と思うから、自分自身の動きを促していく様に動きをサポートして「必ず、良くする」と、念じてリハビリしていきます。 良くなりますよぉ〜!
そういう感じは、スキーレッスンも同じですね。 病人と一緒にしてはなりませんが、私が受講者の介護をしてはならないのです。 介助して、受講者の意思が働く様にサポートしていけば、受講者の為のスキー技術になって行くのです。 あくまでも自主的に動く動きを求めていく様に仕向けていければいいのです。 そうする事の方が動きを身に付けることになるのです。
ということで、病人にもスキーヤーのみなさまにも頑張って貰いましょう。 お節介な私がサポートして、手助けします。 決して「護」ことは出来ません。 でも、その後は、ご自身の意思で動けるようにしていくことが大事です。
よろしくどうぞ。
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