Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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***** 佐 藤 著 書 *****
最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2014年04月03日 の日記 ......
■ スーパー子供スキーギャングども!!!   [ NO. 2014040301-1 ]
午前中、スキーレッスンをしていると、スーパー子供スキーギャングどもがリフトの上から「ともこさぁ〜〜〜ん!」「あ〜〜〜! おばさんだ〜〜〜!!! おばさぁ〜〜〜ん!」と、おっきな声で声を掛けてくれて、手を振りながら、「おはよ〜! 午後から凸凹造るからねぇ〜〜〜!!!」と、返事をすると「わかったぁ〜〜〜!」と、おっきな元気な声で返事が返ってきました。

でも、リフトで降りるタイミングがおんなじだったりした時、昨日造った凸凹コースのその斜面にギャングどもは待ち受けていて、「どうしたの?」と、あえて尋ねると、「ねぇ、ねぇ、ともこさん、凸凹造ろうよ」と、声が返ってきたではありませんか。

レッスンの最中ではあったけど、受講者の方にも一緒に造って貰い、昨日のように凸凹コースを造りました。
子供達はもう心得ていて、造るそれから楽しんでくれ、「これから毎週末来てくれないかなぁ〜」って思った位。

昨日造ったゲレンデと、「よし、もう一つコースを造ってあげよう」と、凸凹コースを2コース造りました。

だがしかし!
彼等の目的は次第に方向性が変化して、昨日は凸凹を左右にシフトしながら滑ったのですが、今日は!
右側に出来た凸、左側に出来た凸、それぞれの凸を、真上からハの字で直下して、凸でピョコピョコ跳ねるのが面白いというのを発見した様で、凸目掛けて真っ直ぐ落ちをして行くようになっていました!!!

何時だったか、キャンプの時に第二ゲレンデに凸凹コースを造った時、何処かの子供もおんなじ様に右側の凸、左側の凸、それを上部から真っ直ぐ滑って、同じ間隔に造られた凸をピョコンピョコンと跳ねる(?)様な感じで真っ直ぐ滑るのを楽しんでいたのですが、それをするようになっていたのです。

とにかく上部から真っ直ぐ滑り!
それがあのレベルの子供達には大事な滑りなのかも知れません。
なんせ、ジャンプ台目掛けて真っ直ぐ滑っては、ピョコンとジャンプだったり、減速し過ぎで滑り込んでいったりと、それを楽しんでいました。

でも、昔の自分達、真っ直ぐ滑ることがスキーの面白さだった気がします。
スキー場など無い頃だったので、斜面を見付けては登り上がって、友達と真っ直ぐ滑っては飛び跳ねてジャンプして「誰が一番遠くへ飛ぶか」なんてスキーばっかりしていたのです。

そうやってスキーをする子供達が少なくなってきている様な気もします。
だから、スキーや雪質や、速度調整を覚えられないのです。
でも、昨日と今日のスーパー子供スキーギャングどもは、自立出来ている子供達だったので、ほったらかしていてもOK。
ちゃんと、わきまえている(かな?)。
子供には子供の社会があって、今回来た子供達は、来た子供達でちゃんと社会を作って行動をしていました。
しっかりしていると思いました。

怪我はして欲しくは無いので、用心にこしたことはありません。
でも、子供達は、「どういうスピードが自分にとって危ないか」を自分自身で心得ていて、「ジャンプの時にスピード出し過ぎてはいけないよ」と注意すると、「判っているよ! 減速するから大丈夫だよ」と、言われました。

子供のスキーは、そう言うスキーになって欲しいと思います。




「リフト券落とした・・・」

子供達がお昼休みにレストハウスに入ったので、「どんな風にしているのかなぁ〜?」と、行ってみると!
「お昼のチケットも無い・・・」と、一人の男の子が!
「探して来る」と、ヤバい顔で言っていた。
ので、厨房のお母さん方に、「この子にカレー出してやって下さい」と、とりあえずお昼を食べさせて、「自分が滑った所、もう一回行ってみて探しておいてね」と、男の子達にお願いしておきました。



大人が介入しない子供達だけで、楽しんだ、春休みのスキーの時間。
真っ直ぐ直下していたスキーでしたが、子供達のバランスは断然よくなっていました。

帰り際に、「スキー上手になったね」というと、「最初から上手だよ」と、生意気な返事が!
「今迄上手だったそれよりも上手になったということだよ」「あ、そういうことか」と。
クソ生意気なガキ!!!

そんな風に生意気を言っても、「ねぇ、ねぇ、おやつ買ってもイイの?」と、私に聞いて、イイよと言う返事を待ってから買う辺りは可愛いわぁ〜♪
「おやつ買ったら、おかあさんにちゃんと教えるんだよ」と言うと、「おかあさんは、買ってイイよと、お金くれたんだよ」と、既に了解済みなのです。
でも、私に尋ねると言うのは、可愛いではないですか!

しかぁ〜〜〜し!!!

「ねぇ、ねぇ、私の手袋が無くなったぁ〜! ドッカへ行ったぁ・・・」
「僕のストックが無い!」
「さっき買ったドリンクがドッカへ行った!!!」
「ボードも持って来なくっちゃ(来る予定の子、昨日スキー場へ置いて行ったので、頼まれて持ち帰りの為に)」

子供達が帰りのバスに乗る時間のそのタイミングで、次から次へと、ドタバタが発生!

やっぱ、子供達はこどもだ。
世話人のおばさんになっていた私です。

バスに乗っての帰り際、今日はさすがにみんな疲れ切ったご様子。
昨日の様な元気は誰の顔にも残っていない!
ヘトヘトという顔していました。

最後に「毎週末、スキー場営業しているからまた来てね!」と、言うと、「ねぇ、ねぇ、おばさん居るの?」と。
「居るよ」というと、「じゃあ、来ようかな」と。

友達と、自由に、子供だけの世界でスキーをするのも成長のスキーの一つです。
そういう過程を経験しないといけません。
スキーレッスンだけがスキーヤーを成長させる道ではないのです。

スーパー子供スキーギャングどもの、この滑らない雪質の中で、滑らせるバランスは抜群に上達したと言えます。



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朝日を浴びて、破間川(あぶるまがわ)の川面がシルバーに輝いているのです!
綺麗ですよ!

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