2014年が既に2月突入になりましたね。 みなさまにとって、2014年の1月は如何でしたか? 私の1月は、あれよあれよという間に過ぎて、今日と言う感じです。 この2月もあれよあれよと過ぎてしまうのでしょうかね。
そんな今日は、江戸川区立篠崎第五小学校5年生の江戸川区ウィンタースクール・スキー体験授業でした。
雪面は昨日の強風のままで、カチカチ山! 宿舎の浅草山荘からマイクロバスでスキー場に来た子供達。 バスを降りた途端に、ツルツル〜・・・。 そして、そこからゲレンデへ上がるのに坂になっている斜面も、ツルツルツルツル・・・。 雪面は硬いんですぅ。
そんな雪面状況の最後の「H班」9名。
先ずは、ブーツチェック〜体操。 そして、尻滑りに突入しました! 江戸川区立小学校のスキー体験授業で、今季初の尻滑り。 カチカチ山なら、滑ってしまえ〜! ボーダーがよく飛んでいるスロープを利用して、尻滑りをさせたのですが、歩くのも大変。 でも、子供は間隔を掴むと早いですね。 カチカチ山のスロープの登りもバランス良く登るようになりました。
そして、スキー。 徹底的に両足を開かせて、踵を横方向へ動かさせるハの字。 登りも当然ながら自分の思う様にならない状態。 余計な力が掛かるのも当然です。
午前中は、会話をしながら、休み休み。 出来ないことが沢山なので、経験するだけ。 でも、ハの字でバランス良く滑られる様になると、何故か階段登行も上手になるのですね。 不思議です。
でも、ほとんど、滑ったら、ブーツからスキーを外して手に持って歩いて登って貰います。 あまり余計なエネルギーを使わせないように。 と言っても使ってますけど・・・。
水休憩とトイレ休憩を入れて、午前中の2セクション。 少しずつ斜度をきつくして滑らせたのですが、自主的な動きがチョクチョクと見受けられる様になる時間帯。 その辺りから、「午後はリフトに乗ろうね」と、リフト乗車を意識させ、「しっかりハの字作らないといけないよ」と、より積極的な足の動きを促します。
子供達の積極性が現われた頃に、お昼の時間。
そして、お昼休みを挟んで、み〜んな手袋ビショビショ。 ブーツの中も雪が盛り沢山! 「汗だくにならないでねぇ〜!」と言っても到底無理な時間。 み〜んなびっしょり。
そして、午前中練習をしたスロープで2〜3本登り降りをして、リフト乗車へ。 この時間が不思議な時間で、物凄く急成長しているのですよね。 午前中の滑りとは全く別人のような滑りになっているのだから、このお昼休みと言う時間は不思議な時間です。
午前中のドタバタの滑り。 でも、子供達の経験のない中に、スキーと言う経験が入って、「どういうものなのか」なる感覚が植え付けられた時間だと思います。 しかし、スムーズになど行く時間帯ではなく、ドタバタ。
それが、お昼のカレーをみんなで食べ、他の班のお友達とも顔を合わせて会話をして、お腹が膨れて、お友達と遊んで、気分的に少し余裕が出来るようになるのかも。
そして、「やってみたい」という欲求、もしくは好奇心がより頭を持ち上げたのかも知れませんね。 滑りが上手になっているのです。 そして、「みんなの一番の手助けになってくれる、先生よりも優れている助け船を持ってきたからねぇ〜」と、見た事もない「トライスキー」の登場。 「先生よりもこれがみんなを助けてくれるんですよぉ〜」と、差しだして見せ、「試したい人は言ってね」と言うと、「僕試してみたい!」「私もつけてぇ〜!」「僕も〜!」と、みんな興味津々。
そして、どうだかを感じて貰うのです。 「すっごく楽!」と言う子。 「僕いらない」と、なくても平気で滑れる子も試してそう感じた様。 「私はもういっぺん使ってみたい」と、子供達の意思を尊重。 麓ではね。 でも、リフト乗車してからは、強制的に付けるようになると思うけど、ダメだと感じる子は自分から「せんせい、あの青いの付けて下さい」と、言って来ます。
そして、リフトに乗るのに、「みんなトイレ大丈夫?」と聞くと、「行ったから大丈夫!」と返事が。 「ほんとに大丈夫?」「ほんとに大丈夫」と言うので、リフト乗車の際の注意を「約束だからね」として伝えて第一リフト乗車。
降り場ではバランス崩したり、上手く行ったり様々でした。 すると・・・。 「せんせ〜! トイレ行きたくなったぁ・・・」と!!! 2人も!
第二リフト乗り場にヘルプ。 「モービルありますか? 2人がトイレに行きたくなったと言っているので、二往復願います」と、運んで貰いました。 モービルに乗った子も乗らなかった子も、チョット良い経験? 走り出すと、ピポピポ〜のサイレンが鳴って、みんなが「え〜〜〜! あんな鳴らして行くのぉ〜?!」と、ビックリ。 それが2回もだから、子供達は楽しそうだった。
我が班は、ほんとにゆっくりゆっくり滑ってくれましたよぉ〜。 凄く驚き! 昨日のスキー事前講習、そして午前中のスキーとは全く別人! 素晴らしいバランスで滑って来れる様になったのは、驚きました。 しかも! ゲレンデを歩いたのは、上部のスロープだけだったのも凄い成長と感じずにはいられません。
麓に近くなって、午前中の景色が目に入ると、元気が出る? 「せんせ〜! もう一回リフトに乗って個々を滑りたいで〜す!」と言う声が出てくるのだけど、「ダ〜メだわ〜。 もう終わりの時間よ〜」と答えると、「え〜〜〜・・・もう一回滑りたかったなぁ」と、残念そうな声と顔が。
でも、みんな、ゆっくりの時間の中で、凄く良く出来たと思います。 練習をしている最中は大変だった時間もあるけれども、何時の頃からか、滑るのが凄く楽になって来るのです。 それを経過したのです。 覚えてくると、「滑る」というのは楽になるのですよぉ。
そういう経験をしてくれて、私も嬉しかったです。 良かったです。 ありがとうございましたぁ〜♪
明日は、どうも午前中は雨予報・・・魚沼大原スキー場は雪にならないかなぁ…。 いりひろせ こどもスキー教室の午前中です。 子供達がカッパを持っているとは思えないので、黒い大きなナイロン袋(ゴミ袋にするような奴)それの底に頭が入るような切り込みを入れて、サイドに腕が出る切り込みを入れて、カッパ代わりにして来て欲しいと願います。 って言っても、この日記見てないとそれは出来ない事かも知れないけど。
子供のスキーは一緒に滑っていて楽しいです。 やっぱり若いエネルギーを私は吸収しているのだと思いますよ!
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