メールに「智子さんの本の事がこちらの方のブログに載っていました」と、ご連絡を頂戴しました。 早速お邪魔させて拝読。
http://ameblo.jp/mrrn-happo-one/entry-11751212596.html
その方の大先輩が、私の本のことを記載したブログを載せて下さったブログでした。 有り難いことです。 ありがとうございます。
そして、今日のプライベートレッスンでご依頼下さった方も「智子さんの本の事が書かれていました」と、おんなじブログをお教え下さいました。
横滑りは山側の足の使い方を学ばなければ出来るモノではありません。 スキーは他の足荷重が基本なのですが、谷足を使うと言うことは山側の足を使うことを知っていなければならないのです。 それを知らずして、身体だけ外向を作っても、それは使える身体の状態とは言えないでしょう。
斜面の高い所から低い所へ滑り下りる訳なので、雪を押しどかすことを念頭に入れて、雪を押しどかして滑ることが横滑りと認識して行かなければ、身体使いは出来ないものだと思います。 しかも、「山側の足使い」と、「それに必要な腰の位置」、そして、「捻じれ的な身体の使い方」をきちんと説明受け、それに必要な導きを得られなければ、横滑りなる技は身に付かないものだと思います。
「横ずれが出来ていればOk」は、佐藤レッスンでは通用しません。 特訓を受けて欲しいと思います。
そんなことで、今日のプライベートレッスンも特訓レッスン状態でした。
やはり、踵使いが弱い。 その為に身体はローテーションが起きてしまう。 そうなると、内足(山側)の足使いが疎かになり、谷足一本だけの使い方になる為に、雪を押しどかすと言う訳には参らなくなり、スキートップ方向の斜面を横切る方向へ引っ張られてしまうと言う状態になってしまうのです。
横滑りは、基本技術の基本で、経験が重なっても疎かに出来ない、大事な、大事な技術です。
その横ずれを、過去約20年間は封印されてしまった基礎スキー教本部のテーマでした。 「上級者の滑りは滑る後がずれていない」と、公の場で公言してしまったかのようなテーマが20年間続いて、「はい、今年からは横滑りです」と、面喰う位なテーマに逆転したかのようなスキー技術になっている訳です。
過去20年間、ずれないスキー、スキーと正体するスキー、身体を先に傾けて滑るスキー、ターン内側の腕や頭がターン方向へ先行して滑るようなスキーをし続けてきた20年間です。 そういうスキーをしていて、横滑りに必要な外向形や両足使い、そして、横滑りに必要な技術の導きを、しっかり行えるスキーヤーは、果たしてどれ位存在するのでしょうか・・・。
それが私の懸念なのです。
横滑り、この技術が全ての雪の傾斜地にどれだけスキーヤーを安全なスキーに導いてくれるかと言う認識。 どれ位持っているでしょうか。 その認識の低下は、レベルは今止まりと知るべきです。
検定に横滑りが出て来たから横滑りを練習するのではなく、全ての技術の柱になる技術と知るべきです。 横滑りの内容がスキーヤーの技術レベルそのものなのです。
そんな本日は横滑りだけでした。
そして、レッスン終了して、次なるステージは、江戸川区立西葛西小学校5年生のスキー事前講習。 過去にも記載しましたが、準備運動から用具の名称の説明と扱い方の説明。 靴の下についた雪の落とし方と、お友達の足の裏についた雪の落とし方。 スキーの脱着。 方向の変え方。 歩き方。 推進滑走。 階段登行。 ハの字の形で滑る事。
と、大声を張り上げて100名弱の子供達に初スキー体験を宿舎前のフィールドで行って貰いました。 みんな、お話をちゃんと聞いてくれるので、出来が良いです!
明日私は、子供達と一緒にスキーは出来ないのですが、朝、子供達の「いよいよ今日が本番スキー!」というその直前の顔を拝見したく、挨拶だけは子供達の前に立ちたいと思っております。
スキー事前講習の状態の子供達なら、明日のスキーはバンバンとリフト乗車でスキー滑走が快適に出来そうな感じを受けています。 がんばれ〜! こどもたち〜〜〜!!!
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