Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2013年02月11日 の日記 ......
■ (無題)   [ NO. 2013021101-1 ]
今日は「江戸川区立下鎌田東小学校6年生(99名)」のスキー体験授業でした。
毎回変わらず佐藤の担当は、10班の最後の班「J班」。
先生が始まる前に「この班の子達は運動能力が低い子達ですが宜しくお願いします」と、声を掛けられました。

「みんな、昨日の事前講習のスキーは上手くいった?」って尋ねると、ほとんどが首をかしげて声がありませんでした。
そんな話から入って、用具チェック。
やはり、ワイヤーをしっかり入れてない子達ばかり。
中には左右逆に履いている子も。

「名札をゼッケンの前に出してくれるかな」と、一人の子の名札を出したら、「名」と。
「え? 何て読むの?」と聞くと、「「蝦」が抜けてるのです。 そっちも」と、指さす方を向くと、子の班の先生が「双子なのです」と、二卵生双生児でした。
「僕が兄?」と聞くと、先生が「当たった」と。

そんな会話が先に出て、賑やかな和やかな班でした。
もう双子のお兄ちゃんは、「兄ちゃん」「兄」と、私は呼ぶ事にしました。
みんなも受け入れてくれました。

首をかしげた子供達も、午前中、みっちり、歩いたり登ったり滑ったり転んだり。
しっかりして参りました。

そして、お昼休みに、「G班から一人J班に加わります」と。
話しを聞くと、午前中、お休みした子なのだとか。
午前中のお休みはハードル高いのですよね。
でも、我がJ班は既に「午後はリフトに乗りますからねぇ」とお約束済み。

加わる男の子、お昼休みはリーダー格で遊びまくってました。
「骨のある子だな」と、遊んでいるその子を見て思った私です。
午後いち、「では、チョット来てみて」と、彼だけ少し坂の途中まで登って貰い、トライスキーを付けて、説明をしてハの字で滑って貰いました。

「出来ない訳ではない」と感じ、「スキー付けてリフトに乗れかな?」と尋ねました。
「出来ないかも」と言うので、「じゃあ、私が君のスキーを持ってリフトに乗るから、リフト乗車だけはスキー無しで行こう」と、みんなで初のリフト乗車でスキーです。

今回もほぼ、全員がトライスキー着用となった最後の班です。
ですが、兄ちゃんだけはトライスキーなしで通せたのです!
凄いぞ兄ちゃん!

その兄ちゃん、「じゃあみんな、あそこのポイントまでスキーを持って歩こう」と、示すポイントに行って、「さあスキーを付けて滑りましょう」って時に、「あ"っ"!!! 眼鏡のレンズが撮れて落ちた!!!」って叫ぶではないですか!

全員が「え"〜〜〜っ"!!!」でした。
当然ですよね。
総勢、9名で、落ちただろう辺りに這いつくばってレンズ探し。
多分、15分〜20分は探しまくった感じかも。

「ねぇ〜・ないよ」「諦めなよ」「こんなフワフワの雪の中でムリだよ」ETCの声が飛び交う様になった頃!
「あった!!!!!」の声が!!!
またみんなで「え"〜〜〜っ"!!!」と大声張り上げました。

「すご〜〜〜い!」「すご〜〜〜い!」「すご〜〜〜い!!!」の声がその次に!
ヒーローが誕生した瞬間でした。
凄いですよねぇ。
良かったですよねぇ。
もう、みんなが大喜び!

用心の為に、私のゴーグルを兄ちゃんにお貸しいたしました。

そこからのみんなの滑り、だんだん良くなってました。
トライスキーさまさまです。

みんながおんなじように、リフトに乗って、転びながらも恐る恐る滑っていた最初の時から、麓に降りる頃には逞しく余裕を感じる滑りになって、午後から参加の男の子も、さすが遊びでリーダー格だっただけあって、滑りも先頭を切って滑るようになっていました。

「スキー面白い!」
と、最後のあいさつの時にはみんなが言ってくれました。
嬉しい瞬間です。

みんな、雪降りの中、雪まみれになって、元気なスキーを展開してくれ、晴ればれの笑顔!
素敵でした。
良い子達でした。

これからもスキーを続けてくれるといいな。
と、佐藤先生は思います。

ありがとうございました。


魚沼大原スキー場麓の第一リフト乗り場の4m積雪計、今日は雪の中です・・・計測不可となった今日です。

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