Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2012年12月11日 の日記 ......
■ (財)新潟県スキー連盟主催 SAJ指導員研修会+検定員クリニック/苗場会場 終了致しました。   [ NO. 2012121101-1 ]
今日の苗場は、驚きの快晴!
信じられない天気でした。

んが!
しか〜し!!!
新潟県魚沼市では物凄い大雪になってまして、ことごとく、その方面の研修会参加者は遅刻を余儀なくされ、または、参加出来ない方も出て参った本日となった次第です。
全国のニュースでももうご存知かと思いますが「新潟県魚沼市穴沢」は、佐藤の地区です・・・私はもう一泊苗場に泊る事にしました。

滑り手にとっては欠かせない雪ですが、苗場での今日のスキーは快晴でラッキーでした。
でも、麓ではパニック状態。
想像が出来ません。


関東圏の天気を拾った苗場スキー場でした


研修会は十数年振りに、SAJ指導員研修会技術内容に接点を感じられた研修会となった気がします。

「テーマの、ハイブリッドスキーイングが全てではありません」
イイ言葉だ。

「「外足荷重が出来ること、外足が誘導すること」それらも確実に必要なレベルが存在します。
新潟県の雪質や環境を考えると、様々なシチュエーションの中でのスキーとなります。
その状況や条件に対応出来る様な技術提供を心掛けて行かなければなりません。
そのスキーヤーに必要な要素を与えて、上達の道を進んでいけるように導ける有資格者であって欲しいと願います。」
とても素晴らしい評価です。
私は感動しました。

どれ位振りに、こんなに考えが近付いただろ・・・。
私も研修会のテーマで学ぶことが出来たスキーは久し振りです。
でも、参加者が一気におんなじ滑りで滑っているのは、いささか怖さも感じました。
止まれるのかなぁ、とか、ぶつからないかなぁ・・・と。
一歩違えると、危ない滑りになり兼ねないクルージングでもあると感じます。
良い訳ではない感じです。

でも、(財)新潟県スキー連盟の今回の研修会は、私が過去、カービングスキー以前に支持出来たその考えに戻りつつある感じがしています。
素晴らしいことだと本当に感激です。

有資格者は、テーマとなる内容を知った上で滑られる様にしておかなければなりません。
でも、それをそのまま一般基礎スキーヤーに与えて良いのかと言うと、それは大きな大きな間違いなのです。
研修会のこの内容が全てのスキーヤーにあてはめる様な提供の仕方は絶対にして欲しくないと思っています。
それがどれだけ危険かを有資格者はイメージしなければならないと思います。

一般スキーヤーへは、それが出来るまでの様々な内容の提供が成されていかなければ、「ハイブリッドスキーイング」は身に付かない事なのです。
それをイメージできるかどうか、そして、提供が、そこへ辿る為に、どんな内容の技術を提供したならば、それに近付けるスキーヤーになるかをとにかくしっかりと持っていない限り、形を提供するだけのスキー技術提供になってしまいかねません。
形の提供は、現実問題、スキー技術ではありませんから心得ておく必要もあります。

講師陣がフワフワした滑りをしていたでしょうか。
そうではない筈です。
雪面にへばりつくスキーは何故それが可能になっているのかを見抜けなければなりません。

スキーヤーの力が、スキーの足元方向へ一方通行だとしたら、今回研修会で行った様な滑りは求められるものではないのです。
「いかに力を与えて、力を得ていけるか」なのです。
もしくは、「雪面からの力を感じる為にスキーヤーが雪面へスキーを通して力を与える」です。
そうなる為の行動をスキーが滑り続ける間、与え続けなければ求められる「力のやり取り」とは言えないのです。

その考え、カービングスキー以前から行っている考えとスキーです。
大元は全く変わらないのです。

でも、その力のやり取りを感じる(得る)為にそう言うスキーをしているスキーヤーが少ないのも現実。
だとしたら、どうやって導くでしょうか。
形ではないのです。
内面の力の使い方なのです。
だから、雪面との関わりをしっかり持とうとしない限り、形だけモノマネした滑りになってしまうのです。

わかるかなぁ・・・この感じ。
そうでなければならないのです。
変わらない技術なのです。


苗場プリンスホテルの4号館のコンビニの前に出現しています。




今朝、訃報を手にしました。
私がへたっクソなスキーヤーであったにも関わらず、気にかけてくれたカザマスキーの大出部長です。
「スキーを続けるのであれば、文章を書けるようにしておけ」と、導いて下さいました。
「滑るだけではいけない」と仰って下さったのです。
そのお陰で、私はスキー誌、そして自費出版で本を描く事が出来るようになったのです。
分析力が養われたのも大出部長のお言葉があったからです。

もし、その言葉に遭遇していなかったら、とっくの大昔に挫折していたことでしょう。
カザマスキーの大出部長のお陰なのです。

にも関わらず、情け知らずでした・・・。
命ある時に何故、「お久しぶりです」と、会いに行く事が出来なかったのか。
今頃、「お世話になったのです」って行ったって、なんにもならないじゃないですか!
自分がバカでバカで、情けなくなり、「本当に申し訳ありません」としか言えませんでした・・・。

こんな時に行ったって意味がないですよね。
命ある時に会っておかなければ、意味がないのです。
悔いてます。
「スミマセン、部長・・・」でした。

にも関わらず、ご家族のみなさま、お受け下さいました。
ありがとうございました。
救われます。
「智子さん、19年振りですよ。 家に来て下さるのは」と、奥様にお言葉を掛けられました。
その頃のお写真もお店下さり・・・本当に無礼者です。
感謝申し上げます。
ありがとうございました。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。




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