Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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...... 2012年07月05日 の日記 ......
■ 【 マルティン・グガニック 】メモリアル2012。   [ NO. 2012070501-1 ]
知る人ぞ知る、「マルティン・グガニック」。
彼はオーストリアのナショナルデモンストレーターでした。
過去、日本の技術選手権にも出場しました。
そして日本のデモンストレーターコーチにも就任しました。
私も時期を同じくして活動をした経緯を持っています。

日本の技術を向上させる為にオーストリアとのスキー交流がより盛んになった感じです。
多くのナショナルデモンストレーターが技術選に参戦し、上位を獲得していました。
そうそう、技術選のフォアランナーに、World Cup参戦選手も滑った事もありましたよ。
もう、比較するレベルでないのは歴然です。

そんな時期を過ごせたことは、私にとって貴重な経験となりました。
そして、今がある訳なのですが、「この基礎技術を柱にする!」の、その「基礎技術」は、残念ながら、モーグルスキーになっています。
もし、今、彼が生きていたら、今の日本の基礎スキー界の組織が生みだしたスキー技術をどう話す事ですかね。

メモリアル映像という事ですが、「今でも十分必要な技術」と私は思います。
いえ、今だからこそ、こういう技術を見直していかなければならない状況にあるといえるのではないでしょうか。

私は、彼のこの滑り、日本の基礎スキーヤーの基礎技術として土台に敷き詰めて貰いたいと思いますよ。
この技術の上に、様々が乗っかってたとしても構わない。
でも、基礎を学ばない所に、形だけ与えても、与えられてもそれは財産にはならないし、成長には繋がっていかない・・・その場しのぎの満足でしかないのです。

そう成らない為にも、「基礎技術」とは本当に大事なのです。
レベルアップをしてエキスパートになったとしても、繰り返し行う事は、「基礎技術」なのですから。
応用技術とかと言われますが、基礎が出来ていなければその応用も身には付かないのです。
身に付ける技術とは、どんなに経験豊富に成ったとしても「基礎技術」でしかないのです。

その地味さ加減で敬遠されがちな部分ですが、それが日の目を見れる、辿る道なのです。
明るい未来を望むのであれば、自分の足元を地に付け、自分自身を見つめて、コツコツと地道に、繰返しを行う事なのです。
その部分をみないように避けて通ることも出来ますが、「後悔先に立たず」とにらない訳でもないのです。
あえて、基礎技術を行ってみると、いかに、曖昧であるかに気付きます。
そして、いかに難しいか・・・という事も。

是非、上達を望むのであれば、安全確保を望むのであれば、徹底的に「基礎技術の学び」を取り入れて行く事です。

マルティン・グガニック メモリアル2012

これを「昔の技術だから」と言って欲しくないです。
...... 返信 ......
■スキー技術の本質   [ NO. 2012070501-2 ]
この地球上で2本の板で雪の上を滑るのであれば、今も昔もスキー技術の本質は何ら変わらないということなのでしょう。
自然界の法則や人体の構造も何ら変わっていないのですから。
なるべく自分から仕掛けるということをしないで、雪からの圧力を利用していくという滑りですがら、特にわれわれ週末のパートタイムスキーヤーにとってはお手本になる滑りだと思います。
OT 2012/07/05 23:35:30  118.13.209.214
■OTさん へ   [ NO. 2012070501-3 ]
こういった滑り、「昔の滑り」という方が、まだまだいらっしゃるのでしょうか。
「昔の滑りだから」と言うとするならば、こういう滑りが出来ているという大前提でお願いしたいものです。

こういうベーシックな滑りが土台になくして、今の流行りの様な滑りなど身に付く筈がないのです。

そして、今、こういう滑りを教えられる有資格者はどれ位存在しているでしょう。
かもすると、「傾きの技術だけしか知らない」なる状態でもあったりするのではないでしょうか。
だとすると、こういう、大事な技術が、ドンドンと隅へ追いやられてしまうのも当然ですね。
悲しいことです。

私は、「板の上にしっかり立つ、そしてスキーをスキーヤーが操作する」を大事に扱って提供し続けて行きたいと思っております。
ともこ 2012/07/06 08:39:07  [HP] 180.28.244.200

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