昨日、お電話で「Let's Ski スキーのいろはと、DVD Vol.7(2009 Gassan)とVol.8(2010 Let's Ski)をお願いしたいのですけれども」と、ご依頼を頂戴致しました。
久し振りに、DVDコピーのご依頼を受け、久し振りにFreddyの滑りを観て、「い〜わ〜♪」と感じ、「よし! 最終回月山、このバランスでいこう!」と、映像が身体の中にス〜ッと入ってきた感じです。
イイですねぇ〜。 惚れ惚れ♡ あの足の動き(スキーさばき)と、身体のバランス!!!
私はラッキーです。 BradyとFreddyと一緒にスキーが出来たこと。 彼等のレッスンは、基本的な所をしっかり教えてくれたレッスンでした。 速く滑ることだけがスキーではない。 速く滑る為には、みっちりと基礎トレーニングをつみ重ねていなければ出来ないこと。 では、それを実現する為には何を行っていったらよいのか。 等、共感出来るレッスンの考え、進め方だったのです。 だから、一緒にスキーを続けました。 (2年ほど途絶えていますけど・・・)
私はモーグルスキーで大会にも出たことありません。 でも、「スキー技術を教える」に関しては、世界を相手にしてもしっかり行えますよ〜♪ それが私です。
だから、ワールドカップに参戦していた彼等の技術を分析出来たのです。
それは、私が日本の基礎スキー界の中に居たから。 そこで、学んだことが生かされたから出来たこと。 だから、今の基礎スキー教本部の技術のあり方が残念でならないのです・・・。 お粗末過ぎます。
そして、基礎スキー界の中に居た頃には見向きもしなかったモーグルスキーの基礎技術を学ぶことになって、「これこそがスキーの基礎技術だわ!」と、確信でした。 心から、「これ!」と思えるモノがあると、ゆるぎない気持ちになれるものです。 それは強さにも繋がるモノでした。
世の中、「スキーをずらしてはならない」が流行ったあの頃に、「スキーはずらしが出来なければいけない!」と、徹底して横滑りを提供しました。 総スカンを食らった時でもあります。 「あなたの考えはおかしい」とBBSにも頂戴しました。 しかし、ゆるぎませんでした。 「確信」があったからです。
結果、今、基礎スキー界はどうなっているでしょう。 「ずらし」を行っているではないですか? 考えればわかりそうなことを、あたかも「新しい技術」と人様を振りまわして、あっちこっち場当たり的な技術を提示しているではないですか。
基礎スキー界の中にはスキーの基礎技術は、ないと同じ感じになってしまったのです・・・残念ながら。
でも、結果、私はそれを知ることが出来た(基礎スキー界の「変だぞ基礎スキーのスキー技術」とモーグルスキーの「基礎技術」の両方を同時に)ので、今の方がスキーで滑るバランスはイイのです。 年を重ねて、より、滑るバランスが充実しているということは、素晴らしいことではないでしょうか。
スキーは、技術を身に付けるということは、どんな条件でも安全第一! それが最優先です。 それを敷き詰めた上に、自分の身を自分で守るべく、足元の重さを軽々しく軽くしない事なのです。 それがスキー技術なのです。
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