昨夕、「明日レッスン大丈夫でしょうか」と、初めての方でした。 「大丈夫ですよ」と、お名前と〒番号を伺うと、「魚沼市ですね」と言うと、「はい、魚沼市です」と。 そして、「コブを滑ったこと無いのですけれども」とも。 「「直滑降」と「横滑り」を基盤にしてコブ滑りのとっかかりとします」とその時に説明させて頂きました。
そして、今日、色々とお話しをすると、ご両親様は、私の地区と同じ所のご出身。 私自身、面識はないのですが、「あそこのお家なのですか」と。
ご自身は、長い間、ショートスキーで滑っていたと。 でも、「春のザクザクの雪の中ではスキーが埋まってしまって」と、ツインチップを履かれていました。
滑るだけの状態を見れば、悪いバランスではありません。 ショートスキーで滑っていただけあって、「斜面を滑り下りる」バランスは良かったです。
最初のレッスン、そして、初めての凸凹ということで、大雑把な内容でしたが、「直滑降」と「横滑り」の提供で、凸凹滑りをする前の土台を作りました。 奥只見丸山スキー場のブナ平ヒュッテ前には既に凸凹が点在しています。 昔の様なお椀を被せるコブと、溝となっているレーンが共存。
利用するコブは、お椀を被せたコブ利用です。 「コブの法面を横滑りするのです」を繰り返しました。 「何処を滑ったら良いのか(斜面利用)」をしっかり提供することにより、初めてでもスルスル滑り下りれるようになります。
その凸凹と、スキー操作を覚える為にも、二人で凸凹コースを造って、そこでも練習。 でも、やはり、他の方がターンで滑ってしまうので、初歩のコブ滑りの方にとっては滑り難い条件と化してしまいます。
とかく、コブ滑りは、誰かが造ったそれを拝借して滑る。 自分達でコブコースを造って滑る。 でもメンテナンスをしながら滑る訳ではないので、あっという間に溝レーンと化してしまい、滑り難い条件となっていきます。 「只滑るだけ」では上達しないのです。 メンテナンスしながら、条件を整えて、身体に仕込んで聴く繰り返しが必要なのです。 (ま、滑ってナンボ、的な感覚でスキーしている風でもある訳ですけど)
でも、今日、初めて凸凹滑りを行った女性、「こんな風に滑ると、ショックなどないのですね」で、「自分でも練習できそうです」と、講習が終わってからも自主トレされたのではないでしょうか。 「GWは仕事が忙しいのでスキーは出来ませんが、その後、休みを貰えたら練習した方がよいですね」と、意欲も違って来ていました。
何分、奥只見丸山スキー場の真下の地区に住んでいながら、奥只見丸山スキー場でスキーをするのは十数年振りなのだそうです。
でも、「すっごく楽しかったです」と仰って下さり、嬉しくありましたし、有り難かったです。 コブ滑り、好きになって貰え良かったです。
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