Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2012年03月06日 の日記 ......
■ 江戸川区立小学生のスキー終了です。   [ NO. 2012030601-1 ]
昨日から今日にかけて全国的に雨予報。
「大降りになりません様に」と願いながら、昨日は、「下小岩小学校」の子供達とのスキー体験授業でした。

不思議な事に、雨も、小降りで見守ってくれました。
しかも、雨でも冷えている気温ではなかったので、非常に助かりました。
有り難い天気でありました。

そんな中、子供達は、ゆっくりとした速度で上達を成し遂げたと言えます。
最初の平場で、初歩的な動作を行って貰った時、私の頭によぎったのは「さて、この子達、だいじょ〜ぶかな」でした。
み〜んなまとめて、「おやおや・・・」状態だったのです。

初心者が一番難儀するのが、登行です。
それでエネルギー消費してしまってます。
転んでも起き上がれない。
これもエネルギー消費です。

昔々の私なら、「歩けるまで」「起き上がれるまで」をれを繰り返しました。
でも、「それは成長して行くにつれて出来る事」で、その時点で出来るまで繰返す必要などないのです。

登行が大変だったら、「スキー、外して持って歩いて来てぇ〜」。
転んで起き上がれなかったら「スキー外してい〜よぉ〜」と、滑る事を主体にスキーと関わって貰います。

勿論、登って歩く為のノウハウ、転んだらどうやって起き上がるかのノウハウは提供します。

それらは、リフトを使って、長いコースを滑る内に、滑るバランスをなんとなくわかってくると、出来るようになる事でもあるのです。
だから、平場でなんとしてもそれが出来ずとも、滑る事とその滑りを減速する事を覚えたら、子供達は滑る足元であったとしてもしっかりブレーキをかけて滑らない様な工夫をしていけるのです。

「お〜・大丈夫かなぁ・・・」のチョイの不安を抱きながらも、チャレンジ!
リフト乗車です。

案の定、リフト降り場では、ほとんどが係員のお世話になっていました。
それも想定内。

そして、極めて平らな所を滑る。
それは何となく出来ました。
それから直ぐ、斜度がキツイスロープを降りなければない訳ですが、スキーを外して、歩きます。

スキーを滑る前に尻滑りをしていたので、斜面を下る時に踵を雪面に押し込んで歩く事をしていたので、スキーを持ってもみんなしっかり歩いていました。

そして、再度、平らな斜面で滑る。
そして、また、スキーを外して持って、長いコース(彼等のレベルにはまだ斜度が少しキツイのです)を歩いて下り、う回路(夏場は車道)で、スキーを付けて、緩やかな真っ直ぐ滑れる斜面で、スキーとなるのです。
このコースを滑れると、大概の子供達はスイスイと滑れる不思議なコースなのです。

それが一回目のリフト乗車。
午前中。
案の定、1時間でした。

それからお昼で、午前中にリフトに乗ると、必ず、「先生、午後からもリフトに乗るのですか?」と尋ねられます。
「乗ろうねぇ」と返事すると、「やったぁ〜!」とニコニコ顔なのですよね。

なんか心配だった担当した班。
お昼休みにパトロールが教えてくれました。
「先生が言っていたぞ「この班の子達は、個性の集まりなのです」と」。
言葉を返せば・・・ってことか。
と言う子達だったそうです。

でもでも、1日のスキーで、3回リフトに乗り、一番最初に歩いた斜面も2回目、3回目は全てスキーで滑り下りれる様になったのです。

終わってからの子供達の顔は明らかに始まる時の顔とは違います。
自信に充ち溢れた顔になるのですから、凄い経験だと思います。

それが最大の目的。

自分に自信を持てるように、スキーがお役になっていると言う事なのです。

ガンバレ、子供達!

そして、そう言う子供達と関わる事の出来る環境を持てること、私は感謝です。
ありがとうございます。



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