先週、入広瀬小学校のスキー授業の担当だったのですが、身内の不幸で失礼してしまいました。
そして、今日、4年生から6年生の混合のA班を担当しました。 「ポールを中心にスキー」と記載されていて、「ポールを立てるのですか?」で、担当させられたのですが、過去を振り返って、競技スキーでポールの中をくぐる事は専門で行っていましたが、セットが超〜下手くそだったのです。 入れるようなセットした覚えが無い・・・。
「あ〜・こりゃ困った」状態でした。 そこで、10mの紐を持参して、そのインターバルでセットする事にしたのですが、降り幅、イマイチと感じた次第です。 もっとストレートに立てて良かった感じ。 でも、雪質が乾燥した雪と湿っぽい雪が混ざったと言う感じのややこしい手強い感じの雪だったので、少し振りました。
入れない訳ではありませんでしたが、セットはやり馴れていないと難しいです。
何本滑ったですかね。 2時間の間にセットして滑らせて後片付けして、7〜8本だったのかな?
ま、無事に終了。
でも、私としては、コブ滑りをもっと子供達に親しんで貰いたいと言う気持ちが大きいのです。 滑り手がいさえすれば、凸凹コースは出来ちゃいます。 ポール練習はドリルとポールを用意しないと出来ませんので大がかり。 私が行う場合は10mの紐も。 その紐の、パトが用意した「テントを固定する為に用意した紐」をチャッカリ切っちゃって使ってしまい…もう一人のスタッフとゴメンナサイ状態でした。
小学校の校長先生、過去、私の講習を2回受講下さったとご挨拶を下さいまして、恐縮でした。
その過去の頃のスキーは基礎スキーのド真ん中に居た頃の講習ですので、今とは全く違っています。 何年振りで、雪上でお会いした事になったのでしょうか…20年振りとか? どうなのでしょう。
「「スキーが楽しい」と思える提供をして頂けたら」とお話し下さいました。 コブに親しんで貰うには絶好のチャンスと思います。
「出来たコブ、既にあるコブを滑る事をコブ滑り」と世の中は思っています。 出来ている所を上手く滑る事が出来ないから、「コブ滑りは苦手」とそこで閉ざしてしまっているのも今のコブ滑りの実情。
コブ滑りを行うには平地から学ぶ段階が無ければ、コブ滑りが楽しいと言う事には繋がらないのです。 そういう部分ももっともっと知って欲しいと思っています。
そうやってコブ滑りを特別なスキーと位置付けしてしまったのも基礎スキーだと反省もあるのです。 私自身も「コブ滑りは別物」と思っていましたし、ましてやモーグルスキーは本当に別世界のスキーと思っていましたからね。 かなり、反省です。 表面的な部分だけみて、「別物」と決めつけていたのですから。
でも、実際にモーグルスキーの基礎技術の部分を学んでみると、「モーグルスキーはスキーヤーに本当に優しいスキー」と、思います。 今の基礎スキーよりも優しい、息の長いスキーが可能になる技術を併せ持っていると体感しています。
スキーヤーが居て、雪のゲレンデがあったら、凸凹を仲間で造って、その凸凹をワイワイギャーギャー言いながら滑れるのです。 そういうスキーはモーグルスキーの内容でしか得られないと思います。
子供達が凸凹滑りを楽しんでくれたら、よりスキーは上達するでしょうね。
明日は、P-Lessonです。
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