今日は、先月に続き、2回目の「知的障害施設やいろの里」で、みなさんとの体操を行って参りました。
本当に「純粋」です。 気持ちがストレートに現れるのですね。 それに、須郷と思うのは、身体を動かしている間中、「笑顔」! その上に驚きは、「疲れている感じが無い」! こっちが参る位のエネルギーを持ち備えている…!? って感じのパワーを感じました。
老人ホームの皆様とも体操をしている訳ですが、老人穂無の皆様は2週に1回と言う頻度だったりするのですが、「何方でしたっけねぇ?」も耳にします。
でも、「やいろの里」の皆様は、1ヶ月もたっているにも関わらず、跳ね上がって喜んでくれたり、笑顔で迎えてくれたり、握手しに近寄ってくれたりと、「覚えてくれているの?」と尋ねると「覚えているよぉ〜♪」と元気な声が返ってくるのです。
なんか、此処で体操を提供する前の自分、知的障害者との交流を持っていなかった為、とか、もしかしたら、自分から遠ざかっていたきらいもあって、道がクロスする事はなかった訳です。 一種、違う感情を抱いてたと言って良いでしょう。
しかし、交流を持たせて貰って、下見に1回。 そして、私が担当して先月に初めて一緒に体操を行い、今回2回目を行った訳ですが、逆に、みんなの天真爛漫な、駆け引きのない、計算や駄さんも無い、本当に「純な気持ち・心」に引き込まれますね。
私も笑顔になりますもの。 「こんな事したら、もっと喜んで貰える?」を考える様になりますものね。 しかも、普段動かさない様な所を動かして、身体の機能が今よりも少しずつでも動く様になる為に「何かをする」のですから、「楽しめて身体にも良い」を同時ですから、みんな、面白がってくれます。
そういう光景、やっぱり「嬉しい」と感じるのです。 職員の方は「みんなは身体を動かす事、好きですよ」とおっしゃいます。 確かにそうです。 それに、職員ではない、時々顔を出す、外部者に興味津々でもあり、でも、最高にWelcomeをしてくれます。
最初は、私も一つ前に出れない感じであったのですが、2回目の今日行って、一緒に楽しめるという感情が生まれました。 楽しみの一つとなっているという事を感じると、「凄い事だ」と思います。
知的障害者の「純粋さ」は、きっと、健常者である自分の心を、汚れている部分の心を洗い流してくれる様なそんな交流でもある気がします。 楽しいですし、皆の笑顔は本当に私も心も喜びに変えてくれる笑顔でありますからね。
体操しているうちに、みんなも気が入って、どんどん私の近く、近くに寄って来て、塊になってしまうのです。 それだけ、集中出来ているという事なのでしょうね。
終りが素敵! 「では、みなさん、よくできました・これで終わります・ありがとうございました!」と、お互いにあいさつをして終わると、近寄ってくるのですね。 そして一人一人が、「こうやってできました」と、自分の出来た事を報告くれたり、「ありがとうございました」とお礼を言いに来てくれたり、「さとうさん、こんどいつくるの?」とか「またきてくれますか?」と次の約束をしっかり行う言葉をかけてくれ、握手で終わるのです。
たまりませんよね。 「健常者の私達もこうでありたい」と、体操を提供している側の自分が、学ばさせて貰えている「知的障害施設やいろの里」の皆さんとの体操でした。
冬のスキーシーズンはちょっとお休みにならざるを得ないかも知れませんが、「続けたいな」と思っている私です。
みんなに本当に「ありがとうね」です♪
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