「14時15分から」と、今迄通りに介護老人ホームひめさゆりへ行った私だったのですが、「遅かったですね」と、迎えて下さった職員の方に言われ、「エッ!?」と。 黒板を見ると、「14時頃から」との記載。 その通知だとすれば私はとっくに遅刻状態。 入所者の方に「遅いんじゃないの!」とも怒られてしまいました…。 大変失礼しました。
職員の方もアタフタですよね。 そう黒板に記載されていれば、その時間に間に合う様に皆さんを集めているのですから。 そして、私は14時15分からってつもりで行くのですものね。 「イヤハヤ、こう言う事もあるのだ」と今後も注意しようと思います。
しかし、約40分程度の身体を動かす事で、その「怒」も何処かへ消え去ってくれた感じで良かったです。 (最中もしっかり身体を動かしてくれていましたし…) 帰り際に何時も皆様に「お世話になりました・また寄らせて下さい・ありがとうございました」と、お茶しているテーブル毎に声を掛けさせて貰い退散するのですが、「また来て下さいね」と声をお掛け下さいました。
全員が椅子に座っての状態なので、動かす所は、首、両腕・手・指、脚、足、そして、声を出す事。 この繰り返しです。 上下左右、前後、回転の動き。 そして、リズム変化で。 と言う具合に、動きを行って貰います。
回を重ねても同じ繰返しになるのですが、数ヶ月間の何回かの体操で、最初は動かない人も、馴れて来たのでしょうか、動いてくれる様になりました。 それが何より。 そして、毎回同じ動きをする事により、動きが良くなっている人、それが少し衰えている人等を見付ける事にもつながるので、単純なぃ動きの中に大事な要素が隠れているとも言えるのかも知れません。
自分がそうならないとも言い切れない状態。 目の前の皆様を見ていて、未来の自分が重なる可能性も無い訳ではない。 と思う事もあります。 もしかしたら成るかも知れない自分自身に自分が体操を提供している感じもしたりする。
動かなかった人を動かす事の大変さ。 でも、動ける所をじぶんの意思で動かせられたら、それが年を重ねても「自立」となります。 今、動けていたとしても、未来に動ける自分がいるとも言えない…。
そう思える経験をさせて貰えているというのは、有り難い事です。
知的障害施設もそうですし、この介護老人ホームで入所者をお世話する皆様、「本当に大変なんだろうな」と、思います。 私は、時間を過ごせばいいだけですからね。 「果たして私に施設の職員として勤務は出来るだろうか」とも考えさせられたりします。
スキーだけしていると、やはり「強要」の部分は多々だったりと思います。 でも、スキー上達を求める人は、確実に動ける人達です。 より、自身に対してのムチ打ち、やっぱり必要ですかな。
スキーに関しては妥協無く「ビシバシ」行って行こうと思います。
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