Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2011年05月24日 の日記 ......
■ スキーの勉強です。 その2   [ NO. 2011052403-1 ]

立体的に考えて来るとなると、スキーヤー自身の足元と、ターンに必要な足元と腰の位置関係をしっかり覚えなければ滑らかなターン誘導には繋がらないのです。

確実に「傾き角」を造れる様にして行く事が条件になります。

・足元に傾きを付ける=スキーに傾きを付ける
・脚部でも傾きが作れるようにする
 ||イコール
 足元と腰の位置関係に傾き角を造れるという事にも 繋がらなければならない
・傾きをしっかり銃の得られる様にして行く為には、力 のやり取りをも使える様にして行く事。

なる部分が必要になってきます。

そして何よりも、スキーヤーがターンの中心方向目掛けて身体をクルクル回す様な有様ではならないのです。
また、脚部の傾きを作る為に、スキーを動かさずにスキーヤーが先にターンの内側へ突入して傾いてしまう…等は、スキーのレベル的には初心者と言える状態です。

・上半身は起こす。
・重心と上半身の重さは、斜面下方向へ真っ直ぐ落ちる 事。
・だから、足元に傾きが絶対に必要となるのです。

スキーヤーの重さが落ちる方向と、足元が動くその二つの方向は同じではないのです。
スキーヤー自身がスキーヤーと同じ方向へ同じ動きをするとなると、それも初心者状態と言えるでしょう。
二つの方向を違えて使える様に、雪面との力のやり取りを覚える事と、斜面落下は真っ直ぐ落ちれる様に繰り返して行く事です。

その部分(切り返し部分)をスキーヤーもスキーもカーブしてしまう(させようとしている)から、どんなに「もっと落下して」と言われても出来ないのです。
スキーヤー自身が落ちようとしないで、しかも スキーの向きをその場で変えようとしている限り、スキーヤーの落下運動はしなくてよくなってしまいます。
よって、重心移動が出来ないスキーヤーになって行ってしまうのです。

次第に立体的にイメージを整えていかないと、雪上では平面的な動きしか出来無くなってしまうのです。
でも、これも雪上でないと判らない事かも知れません。
何故ならば、日常生活は常に斜度ゼロ地帯なのですから。
でもスキーは、常に斜度が付きまとって来るので、日常生活の「静止」している状態に「流れ落ちる」なる未経験なる部分を組み入れていかなければバランス確保に繋がって行かなくなるのです。

その為にも先の「ポジショニング」と「3つのスキー操作」は確実に確保。
特に「傾き」は何が何でも覚える必要がある。
そして、力のやり取りは不可欠になるのです。

そういう部分のスキーをもっともっと重ねていって、もっともっとラフな、でも力強い柔軟なスキーを展開して行って欲しいと願うのです。
スキーは落下完成の中のスポーツ+遊びなのですから、力みのない、そして、息の長いスキー人生であって欲しいのです。

「楽なスキー」とSAJ教本部はテーマ出ししましたが、大いに勘違いされて提供されている様です。
何もしないのが楽とは言えないのです。
楽が出来るスキーヤーはあらゆる事を行えたその上に存在する事なのです。
最初から楽なスキーなど存在しませんから、騙されません様に!!!
(「楽なスキー」と真に受けてご提供されている方が大いに騙されていると言えますけれども)

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