SKI 大好き人間 【佐藤智子】 の日記

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***** 佐 藤 著 書 *****
最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2024年03月22日 の日記 ......
■ また冬   [ NO. 2024032201-1 ]
今朝の我が家の前は約30pの積雪でした。
午前中はモサモサ降ってました。
また冬。

午前中のスキー場なら新雪滑降でしたでしょう!

昼過ぎ
雲が割れて太陽が出ると、あっという間にその積もった雪は太陽の熱に萎んでいましたぁ。

この時期の降雪は厄介です。
特にスキーレッスンしていると、降雪の時間は冷えているので雪もフワフワなのですが、太陽が出た途端に湿った雪になり、固まってしまうんですよねぇ。

その雪質の変化に対応出来るのは、少ない?

今日は雪かきでした。
今日までで良かった。
明日は6時前に家を出て、苗場スキー場で、凸凹滑りを楽しむ有志みなさまとスキーレッスン。
中学生もSAJ2級レベルも居るとのこと。

滑りのノウハウは、有資格者は勿論のことなのですが、2級レベルスキーヤーが学べる環境を充実させるべきと思っている私です。

凸凹滑りのスキーレッスンを企画している方とお話しをした際にも、基礎スキー関係は、凸凹滑りで、「このように立ち上がっていく滑りです」という明確な指導を受けていないという話しになります。
私自身も技術戦に出場していて、種目のコブ滑り。
この滑りでも、「このように滑って」という滑り方の立ち上がりを教えて貰う訳では無く、「真っすぐ滑ってくる」「速度を保つ」位なアドバイスしか与えて貰えてないというのが現実でした。

じゃあなぜ滑られた?
何となく滑ることが出来たので、出来ちゃったという感じです。
なので、基礎系の凸凹滑りで、基本から立ち上がっていく技術を伝授して、それをまた伝えていくという流れは持ち備えていませんでした。

技術戦で、好成績を収めた選手の滑りの連続写真がスキー誌に載って、それが次回の技術戦の基準になったりしていました。

私など、たまたま滑ることが出来、点数も出たって言えるのではないでしょうか。
度胸試し。


しかし、カービングスキー出現でSAJが生み出したカービングターンがブームの主流になって、スキー場は競って(という感じがした私ですけど)、ゲレンデを綺麗に整地するようになりました。
そして、スキーレッスンも、傾いて滑るSAJが生み出したカービングターンをするのが当たり前のスキーになっていきました。

当然ながら、私もその流れにはまっていました。
整地の大回り小回りは傾いての滑り。
それが柱となるのであれば、凸凹滑りも傾いた滑りが柱となって、凸凹滑りでなければならない筈。
と、思っていた私だったのです。

基本となる柱は太く一本あって、その柱を基盤として、整地の大回り小回り、凸凹滑り、新雪や悪雪滑降が絡まっていくもの。
という具合に思っていたのが私なのです。


なので、私はそのSAJが生み出したカービングターンで凸凹滑りが出来なくなってしまったスキーヤーなのです。
SAJ認定デモンストレーターを経験した私ですが!
それらは自費出版「もっともっとスキーを楽しむために」に記載しているとおりですけど。


基礎系の凸凹滑りが出来なくなって、藁をも掴む思いで助けを求めたのが、基礎世界ど真ん中に居た頃から「モーグルスキーは別世界のスキー」と常に思っていた、そのモーグルスキーに救いを求めた私でした。

衝撃的な基本技術でした。

とにかく新しいことだらけ。
デモンストレータ―を経験していた私、スキーの全ては基礎スキーの中にあると疑いもせずに思い込んでいました。
しかし・・・そうじゃなかった。
「スキーの基本技術は、モーグルスキーの中に存在していた!」と、痛感した私でした。

確実に、基本技術なのです。

横滑りから凸凹滑りが構築されている。
なので、横滑りの勉強をしっかりしていさえすれば、SAJ2級で有ろうと、凸凹滑りはお手の物になっていくという基本技術がモーグルスキーの中に存在しているのです。

基礎スキーで凸凹滑りをとなると、常にスキートップが下を向いている状態なので、コントロール不可なレベルにとっては肝試し的な滑りとなってしまうのです・・・私もそうでしたよ。

コントロールする前に既にスキーは滑ってしまうとなると、いちから教えるって訳には参りませんよね。
なので、誰もが、「なんとなくこんな感じで滑る」ってなってしまって、核心を伝える滑りに至っていないとなってしまっているのでは?
それが基礎系の凸凹滑り。
なので、場数を重ねることで覚えていく・・・ってな感じ?
でも、それでも出来ない人には出来ない滑りとなってしまう訳です。

SAJが生み出したカービングターン技術で、まるでレースのポール際に出来る掘られた側面を滑るあの凸凹滑り(あれをどうして凸凹滑りと呼んでいたのやら???ですけど)、私には出来ませんでした。
そして避けて通っていました(^^;)

多くの一般スキーヤーがレーン溝を滑っているブームの頃、「ずらしてはならない」「スキーと正体する」と言われ続けている世の中がそれにならえををしているそんな頃に私は徹底して、「何が何でも横滑り大事!!!」「横滑りが出来なければ、その横ずれを少なくすることも出来ない」「外向傾しっかり作れるように!!!」って、私を求めてくれるスキーヤーには、世の中の流れに逆らって、徹底して横滑り技術を学んで貰っていました。



しかし、今は、なんとなく横滑りで滑ることが多くなった気もしますし、ゲレンデを見渡しても、当時のような傾きを主体とした滑りで滑るスキーヤーも少なくなった気がします。
やっと親元はそうではないって思ってくれたのでしょうかね。

横滑りをないがしろにしたら、スキー上達には辿れません。

教えていて何より苦労するのは、傾いて滑るスキーのせいで、下肢と上体の逆捻りが出来ないスキーヤーが増えたこと。
その逆捻りが出来ずして横滑りも出来ませんし、スキーコントロール、スキーヤー自体のからだコントロールもままならなくなってしまうのです。

横滑りで下肢と上体の逆捻りを難しくしているのは、股関節部位(骨盤)と、背骨(背中)の癒着。
それぞれが独立しての、本来持っている可動域を窮屈にしてしまっているという、生活習慣に関わるからだの動き不足も関係してきます。

PC、タブレットとスマホが手放せなくなってきている現代人。
それら頻繁な活用によって、背中がもうまん丸に固まってしまい、骨盤と背骨のくっついている辺りが後方へ傾いてしまっている。
それに伴って、股関節部位の可動域も規制されて動きが鈍くなっているという状態に・・・。

このからだの姿勢が、スキー技術の横滑りの弊害になっているというのを自覚して貰いたいのです。

上達したいという気持ちがあるのであれば、雪上だけでは無理なのです。
スキーレッスンで知識は得られても、その場で身につけるというのは、相当スキーを知ってる人に限られるのです。
そのレベルに至るには、日々、自身のからだを見つめて、整えていくこと。
それがスキー上達の近道になるのです。

また、ある程度滑れる人は、癖で滑っているのも多々です。
その癖を外すとなると、中々大変な作業となるのですよぉ。

何分にも、モーグルスキーの基本技術が基礎系スキーヤーの基本技術に取り入れていくべき技術と思っています。
その技術を身につけるには、動けるからだの確保。
特に猫背は矯正して冬に備えていくべきです。
骨盤が定まらないと、下肢と上半身を思うようには動かせなくなるのですから・・・。


明日の苗場スキー場での凸凹スキーレッスン。
ご参加みなさん、頑張りましょう。
お天気悪くならないことを祈ってます。
...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2024032201-2 ]
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