昨晩の降雪もさほど大量の降雪ではなかったので、朝は助かりました。 大白川地区では「風が物凄かった」と言っていたのですが、我が家はすっぽり雪に囲まれた状態で風の音など全く聞こえずじまい。 台所の窓の外は、屋根の雪を下ろした雪が下界との景色を遮っています・・・向こうが見えないのです。
「2月にはそんなに雪は降らないかも」と、全く根拠のない予想をした私でしたが、全くデタラメな予想となりましたね。 一週間後位から気温上昇の予感! (それもアテにならないかもですが・・・) 2/22(日)の最高気温は12℃でした!!!・・・3月の気温です。
そんな朝、「今日は少しは雪がおだやんでくれるかな」と思いながらスキー場へ行くと、行った途端に強風と細かい雪が降り始め、物凄いことに・・・。 一週間振りに練習に来たレーシングチームの引率者曰く。 「一週間前の景色と全く違う!!!」と。
私もこの強風と雪はチョット想定していなかったので、ギャフンです・・・。
それでも、江戸川区の子供たちがスキーをする頃には少しずつ収まってくれ、午後には青空と太陽も顔を出したので、子供たちにはとても良い日となったのではないでしょうか。
その今日は、「スキーこどもの日」で、小学生以下はリフト券無料! 多くの子供たちがご来場してくれ、久し振りに魚沼大原スキー場も賑やかなスキー場と化していました。
そんな今日は、江戸川区立江戸川小学校6年生のウィンタースクール・スキー授業でした。 私はA〜Hの8班編成の最後の班「H班5名」を担当しました。 プラス、小学校の校長先生でした。 昨日もスキー事前講習を担当したので、この子たちの滑りは大体を把握していた私です。
開校後、全体で体操を行い、その後班別にスタート。 我が班は、麓で「真っ直ぐ滑ってはハの字」「ハの字のまま滑って止まる」をチョイチョイとやって、水補給+トイレ休憩を入れて、「よし! リフト乗車しよう!」と、サッサとリフト乗車に挑みました。
「せんせ〜私たち初めてでリフトに乗ったことはないのですよぉ〜!」と、ワイワイギャーギャー。 「初めてだから教えますよ」と、リフト乗車の注意、乗り方降り方を説明して乗って参りました。 午前中に一回リフト乗車が出来ると、一番最後の班でも午後は非常にスムーズになってきます。
お昼のカレーを食べて、お昼休み、子供たちが遊ぶにはとても良いお天気になりました。 久し振りに空の青を見た気がします。 お天道様も顔を出してくれ、午後の子供たちのスキーは素晴らしい天気になりました。
小学校の校長先生が昨日のスキー事前講習から今日一日、H班に付いて回って下さいました。 なので、校長先生の目にも、子供たちの昨日の初めから今日の午後の最後までしっかり写っている訳です。 お昼休みに、滑りの云々もそうなのですが、校長先生が仰ったのは「子供たちの表情、目が全然違ってきています」という変化を仰言いました。 「不安を抱えていたのですが、それは何処へやら」と。 子供たちも、「凄く面白い!」と、スキーで滑ることの面白さを全身で現してくれました。
その校長先生が私に興味を抱いて下さいました。 「教え方が素晴らしい」と。 「私は遠慮なく子供たちを叱ったりしますから」と私。 「それが大事でもありますよね」。 「凄いと思ったのは、開式や体操の時に「しっかり聞いて下さい!」と注目をさせましたよね」等、話しを聞くことの大事さをご理解頂きました。
そして、「江戸川のウィンタースクールの校長間で、佐藤智子さんは有名ですよ」とも。 それを聞いて、責任の重要性、より認識した私です。 より、安全確実な子供たちの誘導が必要になってきていると感じた私です。
また、佐藤著書:「Let's Ski スキーのいろは」と「スキーへの想い」をご購入下さいました。 ありがとうございます。 校長先生の人へのご興味のお心、幅広くお持ちだと感じました。 そういう方とのお話は未来が広がって行くようで、私は楽しいです。
午後からは2回リフト乗車。 滑りにも余裕が生まれ、リフト乗車降車もかなり余裕で行動が出来るようになりました。 まるで別人! 子供の経験とは物凄い成長に繋げていくものだと感心せずにはいられません。
そういう子供たちと共に成長させて貰えている私です。 子供たちが私の大事な先生になっているからです。 だから、一番最後の班を持つことはやめられないのです。
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