今日は江戸川区立南小岩第二小学校5年生のウィンタースクール・スキー体験授業。 A〜Gの7班編成。 智子校長は「G班8名」担当。
小雪の降る中、向かいの山にはカモシカ3頭が姿を現していました。 子供たちも「何処何処???!!!」と、大騒ぎ。 そして、ゲレンデから見上げるカモシカの小さいこと。 でも、そのカモシカがもし、直ぐ目の前に居たら、大きいんだよということに、驚いていました。 でも、見れて良かったね。 天然記念物なんだよ!
 魚沼大原スキー場の雪ん子ブログから抜粋。
凄くバランスの良い女の子たち。 昨日が初めてのスキーにも関わらず、レッスンに入るやいなや、既にハの字で滑る〜止まるが出来ていた! とてもしっかりとしたハの字でスキーが出来ているではありませんか! 驚きでした。 この時点で、「男の子たち、もっと頑張れ!」と、思わずにはいられませんでした。
そんなんで、1時間ちょっと麓で滑って、午前中のうちにリフトに乗車した、最後の班です。 「午後は2本リフトに乗れるかも?」と、思った私なのでしたが、さすがに無理でした。
でも、子供たちはとても元気に、しかも、「面白い!」と言いながら、スキーに挑んでくれました。
子供たちとスキーをしていると、本当に楽しいというか、面白いというか、大人では考えないようなことをポンポンと口から出てきますよね。
リフト降り場から麓へ滑り降りてくる道中、転んだ子供のスキーを外して歩かせようとすると、言われました。 「どうして意地悪するの?! 僕はここから滑りたいんだよ! なんでみんなは滑ってよくて僕は歩かなくっちゃいけないの?!」と。 言っていることも最もかも。 でも意地悪をしている訳ではない。 ゴメンネ・みんなはス〜ッと滑って行けるようになって、此処で、転んで中々立ち上がれないとなると、みんなの所へサッサと向かうためにと思ったんだよぉ。 意地悪をしている訳ではないし、エコヒイキもしていないんだよぉ。 と、説明をさせて貰ったのですが、理解できたかなぁ〜?
みんなはス〜ッと滑ることができ、自分だけ転んだのがと〜っても嫌で、泣き出した女の子もいました。 転ぶのが嫌だったようです。 「スキー、もう嫌だ」って言うから、「此処にず〜っと居る?」と聞くと、首を横に振る。 「じゃあ歩いていく?」と聞くと首を横に振る。 「じゃあ、滑ろうよ」というと、「スキーは嫌だ」と言う。
心理を探ると、みんなが転ばないで、自分だけ転んだのがとても嫌だったよう。 そこで、なだめに入りました。 「昨日初めてスキーをしたんでしょ。 今のうちに転ぶということは、転ばない人よりも凄い経験をしているということにならない? 起き上がるのも大変だったよね。 スキー外すのも大変だったでしょ。 そういうことを転ばない人よりも経験できているということは、今度、あなたのような人がいたら、転ばずに滑っているお友達より、色々教えてあげることが出来るじゃない。 違う?」と、ストックを雪面に突き始めた女の子に、言わせて貰いました。 すると、「みんなの所まで歩く」と。 助かりました。
色んな子供たちが居てくれて、私は凄く勉強になりますし、子供たちの心理を探ると、とても楽しいスキーをさせて貰えています。 そんなんで、智子校長は、江戸川区立小学校のスキー体験授業は何時も最後の班を担当しているのです。 そういうやり取りができるのがとても嬉しい。
出来る人というのはほっといていても出来るものです。 でも、出来ない人の心理は、出来る人には中々分析できないものなのです。 だから、運動的な能力がみんなよりも低い班を担当するのは凄い勉強にって、有り難いのです!
後、スキー体験授業も10校。 次第に少なくなってきます。 どんな子供たちとスキーで出会うのか楽しみです。
でも、何より、明日がお休みなのは凄くホッとします。 なんか、物凄く久し振りのお休みと感じるのですが・・・。
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