FISレースの大会役員に参加は昨年からです。 「スラロームのあの速さの片ハン、私が見抜けるのか!!!???」で、依頼の連絡が来ると、他のクラブ員が出ていました。
昨年、何時も出ていたクラブ員の都合がつかなくなり、私が代わりに。 「片ハンを見抜けないだろう」というのが私の中にあって、行かなかったのも一つの理由。
でも、昨年はナンバリング+マーキング係でした。 ので、目を凝らしてポールの根っこと足元をみる必要がありませんでした。 実際「ホッ・・・」なんて思った私でした。 不謹慎でスミマセン。
そして、今回、も、「ナンバリングお願いします」と言われ、元気に「はい!」だったのですが、男子のゴール前3旗門の旗門員となり、目を凝らしていました。 フォアランナーが走る時にポールの真横にいたのですが、マジ、全く判りません! そこで、次のフォアランナーの時に、下方向からスキートップが入るのを見て、「イイじゃん!」で、角度を付けてみるとよく見えるのですね!
でも、そうなると、ポールに不都合が出た場合など、「スキー靴でダッシュできるか???」となるので、「無事に通過願います」と、願わずにはいられませんでした。 女子のセットは、私の持ち分がないので、ジャッジ回収、ナンバリングへ回ったのですが、奥只見丸山スキー場で行う大会は、大斜面を降りて、第二リフト乗車と第三リフト乗車をしない限りスタート地点へ行けないので、中々グルグル回るのも忙しいのです。
そんな昨日を経験して、「今日はセッターにへばりついてナンバリングするぞ!」の勢いで、気合いを入れて、朝、準備万端に山頂に辿りついてみると、早過ぎたぁ〜。
それでも、何故か、何時の間にかセットしているそれに間が空いてしまって、追いかける羽目に・・・何故だ!? やっぱり、なんかドタバタだわ。
セット終わって、ミーティングへ合流すると、なんか、みんなくつろぎムード。 私もコーヒーなど頂戴しちゃいましたぁ。
そして、何気にシュッと振り向くと、そこに丁度いたTD(韓国人)と目がバッチリ合いまして、思わず「GOOD MORNING! HOW ARE YOU?」と、声を掛けてしまいましたぁ。 久し振りだ〜。 外国人に挨拶するの。
競技日程も無事に終わるかと思いきや、「女子、コロと差し替えるから」と競技委員長に言われ、「え"っ?! ナンバリングもう一度ですね」と、そこで、頭が色々と・・・。 もうお一人の方は男子2本目のジャッジ回収。 男子が終わって、男子コースのコロ付きポールを女子の2本目へ差し替えながら、ナンバリングを貼り付けて行く。 でも、私は女子のジャッジ回収。 間に合うか? が、また、頭をよぎった訳なのです。
そこで、何故タイムテーブルを見なかったのか? 今更ながら、「何故だ?」でした。 結局、かなり時間に余裕があったセット替えだったのでした。 タイムテーブルを見るべきでした。
でも、無事に全て終了。
そこで、感じた事。 スタート地点で選手の滑りを見ない方がイイ。 見るなら、中盤から終盤にかけての方が、殺気立っていないと感じられる。 今日は、スタート地点で、スタートから見たのですが、私がドキドキする必要などないのに、あの緊張感は私の心臓もドキドキさせてしまったという・・・。 今度からはスタートからは遠慮することにしたいと思います。
そして、やはり、片のラインが傾く選手はバランス維持の確立が低いバランスです。 片のラインは雪面と平行に維持されていなければなりません。 鉄則!
そして、何故に基礎スキー界は、腰を回す滑りをやってしまったのか・・・。 分野が違えど、スキーを足元に付けて滑る限り、技術の骨子はおんなじだと思います。 レースで腰がクルクル回れば、先ず先には進まないだろう。 モーグルで腰がクルクル回れば、凸凹にやっつけられて怪我に繋がり兼ねないだろう。 テレマークで腰がクルクル回れば、もう脚はパンパンに乳酸がたまってしまうだろう。
何故に、基礎スキーだけ腰をクルクル回してOKなのだ??? スキー板よりも外側へ腰が来るってありえないでしょ。 ハの字を作ってみて下さい。スキーのハの字、脚の△。 そして、開いた足元の上空に腰が位置していて、スキーよりも中側へ位置していないですか? それがターンポジション。
でも両足を平行にした途端に脚の傾きが無くなり、腰がスキー板よりも外側へ出てしまう・・・あり得ない滑りです。 でも、それでもスキーで滑れてしまうのだから、これまた、厄介ですけど。
レーサーはそのような滑りではありませんでした!
しっかり勉強させて頂きました。
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