一昨日の夕方から昨日の天気と違い、今日は気温上昇の晴れ予報。 そんな朝の魚沼大原スキー場では、昨晩の雪が一面を白く被っていました。 「ヤバい・・・滑らないかも」。
案の定、滑りませんでした・・・。
スキー場の積雪は麓で200cm。 どうか、5/6(月・振替休日)まで持ってくれますように。
魚沼大原スキー場の「春の特別営業」
・営業日: 4/13(土)、14(日)、20(土)、21(日) 4/27(土)〜5/6(月・振替休日) ・営業時間: 7時30分〜14時30分 ・1日券大人(中学生以上): 2,500円 ・1日券シニア&子供(小学生以下): 2,000円 ・12回券: 2,300円 ・1回券: 230円 ※半日券と優待券の販売は終了です。
滑らない雪の中での「佐藤智子1日レッスン」ご参加下さったのは2名様。 「滑らないこの雪の中でいかに滑らせる技術を行えるか!」が、最大の課題です。 ターンする為の考えは誰もが抱く事です。 でも不足しているのが、「いかに斜面下方向へ進み下りるか」という考え。
・スキーは足元で操作し、必ず、爪先(スキートップ)から斜面下方向へ進み下ろす動きが出来なければなりません。
・その足元の動きに、へそが斜面下方向へ直線移動が出来るかどうか。
・またまた、それらの動きを行いつつ、滑走面方向へ動きを働きかけて雪を動かしつつ、その雪の抵抗を身体にかからないようにすり抜けさせる為に、脛の前傾と傾きをしっかり整えて、スキートップからスキーテールへと雪の抵抗を逃がせる扱い方を覚える事。
これらの不足は、斜面落下を行いながらもスキーヤーが筋トレをしなければならない様な、雪と喧嘩状態で滑らないとならなくなります。 スキーヤーは雪と喧嘩しても滑らかな滑りにはなりませんし、足元のスキーを只傾けて雪の中に食い込ませるだけでも滑り下りているとは言えません。
斜面を滑り下りるスキーヤーが存在して、足元でスキー操作が確実に行えて、雪を押し退かす為に必要な傾きをその足元と脚で整えて、斜面に沿って滑り下りて行く事。 それがターンですからね。
でも、直線的な移動をターン弧の中にイメージしてターンしているスキーヤーは少ないですから、直線移動が中々難しいご様子。 でも、雪を利用出来ない限り、スキーヤーの安定滑りは望めないのです。
どれだけ、雪を自身のスキー技術の中に組み入れてそれを利用してスキーが出来ているかどうかなのです。 それに滑り下りる斜面が無い限り、アルペンスキーもつまらないスキーですから、スキーヤー自身の斜面落下が出来ないと、それも厳しいスキーになりますね。
明日は今日よりも気温が上昇する予報。 より、滑るスキーの技術が試される足元の条件です。
滑らせられる技術を身につけましょう。
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