朝からしっかりとした雨が降っていて、「今日のジュニアテストはこの雨で受験者いないかもな」と、思った私です。
が、その思いとは裏腹に、ドアを叩く人が居て下さいました。 思わず私、「雨でも大丈夫ですか?」と、尋ねてしまいました。 「雨でも大丈夫な状態です」と、お父様はお返事下さいました。
1級受験者:1名様 新学期からは小学5年生
そして、その後、もうお一人、ドアをノックする方が。 2級を受験でお父様がお越し下さいました。 新学期から小学4年生です。
1級受験は、今季中に事前講習1単位2時間を受けていなければなりません。 事前講習を受講していないという事でしたので、午前中に佐藤が担当させて頂きました。 2級受験は、2時間の講習の中での検定で、スタッフが担当しました。
とてもお上手なお嬢様でした。 只、エッジを立てて、それを左右にシフトするだけだった為、身体の態勢が上半身を圧し折った腰の移動がほとんどない滑り方だった為、しっかりと矯正させて頂いた2時間です。
スキーは、滑走面をしっかり使った滑りから、板の傾きを足元で行えるようになっていかないと、スキーヤー自身の身体そのものが斜面に沿って滑り下りれないスキーヤーになってしまうのです。 その滑りでも合格点になる滑りではありますが、「それでイイよ」を出すと、それしか出来ないスキーヤーになり兼ねません。 それは避けたい道です。
何故、スキーの角だけ立てて、左右に動かすだけではいけないのか。
スキーには板の長さと言うのがある訳です。 それに、スキーで滑るのは斜面に沿って斜面下方向へ滑り下りると言うのがスキーヤーなのです。 カーブだけ考えて、だから、「傾けばいいのよ」だけだとしたら、雪面と喧嘩しなければならなくなってしまいます。 雪面と喧嘩はするとなると、将来的には身体が壊れるスキーを既に行っているということにもなっているのです。 それはマズイでしょ。
滑り下りる事をしっかりおせ〜ておかないと、滑らかな滑りは身につかなくなるでしょうね。
それに、角から角の技術だと、小回りの速い身体の動きが出来ないですね。 コントロールされないスキーだけがカッ飛んで行ってしまう為に身体が追い付かないという状態に陥ってしまいます。 スキー操作は、やはり学ぶ必要があります。
・「板の傾き」 ・「スキーを水平に動かす」 ・「板を上下(前後ろを)に動かず」
それに伴って、その為に必要な身体の使い方を身に付けて行くことで、初めて雪の傾斜地で対応可能なスキー操作が身について行くという事になるのです。
カービングスキーだからカービングターンではないのです。 カービングスキーだからこそ、スキーをずらす動きをしっかり出来るようにして行って、そのずれを少なくする滑りも出来るようにして、幅のある技術を、足元の雪面状況や雪質に応じて出し入れ出来るようにするのが上級者のスキーヤーと言えるのです。
でも、こういう説明でスキーが出来る新小学5年生のお嬢様は凄いと思います。 グングンと身長が伸びる育ち盛りなので、それに応じて今のレベルやバランスが崩れないようにして行く為にも、斜面に沿って滑り下りる動き方をしっかり覚えて身に付けて行って、スキー操作を足元から出来るようにして行く事です。
今のそのまんまだと、肩先から突入し過ぎるので、足元の動きが二の次になって遅れがちになってしまいますし、身長が伸びたら、よりやりズラさが生まれてくると思います。 それを避ける為にも、スキー操作をしっかり行う事です。
これって、アダルトのスキーやとおんなじ事を現場で行っているという事ですよ! 新小学5年生になるお嬢様に!!! はぁ〜〜〜・・・佐藤レッスン受講者のみなさまとご一緒させたい!!!
お嬢様も、佐藤レッスン受講者のみなさまも、一般基礎スキーヤーのみなさまも、がんばって下さい。 普通に斜面を滑り降りるスキーヤーであって、足元のスキーを状況に応じてコントロール出来るように。 そして、自分自身の身体そのものも滑る板の上でコントロール出来ますように!
久し振りに雨の中のスキーでしたが、お嬢様のお陰で気持ち良いスキーが出来ました。 久し振りに気持ち良かったです。 ありがとうございましたぁ〜♪
そして、久し振りに、泳いで参りました。 昨年の秋、「よし! 冬、スキーの後に泳ぐ!」と、心に決めた筈の私。 振り返って、この冬、泳いだのは・・・2回??? 多分そんなモン。 まったく、昨秋に決めた事は実行されずに時間が過ぎたと言えます・・・。 泳ごう。
夜、寿和温泉に入って、初めてガチャガチャをして、フフフ♪ にゃんこバッジゲッドォ〜。
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