80歳の三浦雄一郎氏が、自身8回目になるエベレスト登頂の為に出国したと記事が載っていましたね。
「果たして私が80歳の時って何しているのだろ?」と、自分を考えました。 わかりません。 スキーしているかも知れませんし、スキーとは無縁の生活を猫と送っているかも知れませんし、猫も居ないかも知れません。 それよりも、自分自身が居ないかも知れません。 わかりません。
「人間は夢を持つ事」と良く言われますが、その年に向かう私に夢・・・とするなら、「平穏に猫と暮らしていたい」ということかも。
プロスキーヤーの三浦氏、もし、エベレスト山頂からスキーで滑り降りてくるとしたら! もしですよ。 今のSAJ教本部のあのスキー技術では到底無理な、無謀と言えるスキーになりますよね。 それにそれに、技選での、あの形のスキーも。 な〜んでスキーがあんな形になってしまったのやら・・・。 ヘンではないですか?
これから春の、ザックザクの雪の中でもあの形で滑るのでしょうか・・・。 スキーが埋まって滑らないでしょう。 出来る人には出来る技術で、出来るようになる為には、あの形を教え込まれたのではスキーになりませんよね。 上手くなろうとやっきになっていてあの形で滑ろうとしていやしませんか?
それが出来るスキーヤーは、基礎技術をしっかり持った人が出来る形であって、多分、「それが出来るスキーヤーがスーパーなスキーヤーの形」などとは思ってないのではないでしょうか。 基礎技術をしっかり持っていないスキーヤーが「あの形が上級の証だから」といって真似たとすると・・・スキー人生短命で終わりますね。
「それはそれ。 これはこれ」と、最近の基礎関係のスーパーなスキーヤーは使い分けが上手になった気がします。 私などは、スーパースキーヤーではなかったがために、一本の柱の技術しか持ち備えないので、自分の全てが全てとなってますけど。
特に! 「一本の柱の技術で、オールラウンドに滑られる様になる事がスキー技術」と、常に思っていますから、地味です。 パフォーマンスは、基礎技術がしっかりしていたら可能になる事ですけどね。
それよりも、ああいう滑りをどうやって教えているのでしょ。 それに、何時から、あんな風な滑りが良しとされてしまう様になったのでしょうか。 (まさか! 私達が参戦していた四半世紀前からか!!!??? ・・・私達の責任だったという事ですかね)
断言出来るのは、「三浦雄一郎氏は今のSAJ教本部が公で提示しているスキーの滑りではスキーをしないだろうな」と言う事かな。
多分、私も、「あの滑りでは大原スキー場の環境や雪質等を考えると無理だな」と。 それを一生懸命に身に付けようとするよりは、アルペンレースに通用する滑りを身に付ける方が幅が広がり、様々な条件をクリアできる技術を身に付けられると思いますけどね。
「何分にも、独特のスキー技術を産出した組織(SAJ教本部)」と言えるようになった感じです。 その世界の枠の中では通用するでしょうけど。 「技選」の雑誌がテーブルの上にあったのでペラペラめくって写真を見て「うわ・・・」って思ってしまいました。 それに、みんなおんなじに見えた。 私だけですか。
今日、16時30分から、明日行われる「第2回大原スプリングチルドレン大会」のキャプテンミーティング。 選手のドロー。 私はこれから4回開催される大会では旗門審判。 選手の皆さん! ゲートは両足でしっかり通り抜けましょう!!! 日ごろの練習の成果を発揮して下さい! 健闘を祈ります!
|