Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2013年02月27日 の日記 ......
■ 江戸川区立中小岩小学校6年生のスキー体験授業でした。   [ NO. 2013022701-1 ]
昨日、朝は雪が降っておりました。
天気予報では次第に冬型も緩むと。
その通りに次第に晴れて参りまして、晴れて参りました!
みんな、終わってから日焼け大丈夫だったかなぁ〜?

今日はみんなはスノーシューで雪の野原を歩き回るのですねぇ。
雪が降らなくて良かったですねぇ〜!
楽しんで下さい。

その、子供達のスキーは、う〜ん、手強かったぞ!
でも、なんとか、リフトに乗って、麓まで降りて参る事が出来ました。

彼(女)等が、「滑る」という怖さからの脱却はどういう時点で感じられるのでしょうね。
「スキーは滑るもの」なのですが、「その滑るのが怖い」の気持ちでスキーをしなければならないので、最初は多分、仕方なくやっているのでしょう。
「こういう決まりで此処に来ているのだから」と言うような感じも無きにしも非ずなのだと思います。
勿論、「凄く楽しみに来ている!」成る子も大勢です。

でも、一部、「怖いから嫌だ」の気持ちで一緒に居るとしたら。
それはその気持ちを払拭する何かがその子に与えられて行かなければならない筈。

「滑るとはこういう事なんだよ」は、どういう観点から進んで知って貰ったら良いのやら。

当然、自分達経験者は未経験者に段階を踏んで慣れて行って貰います。
でも、そういう自分達目線から与えられる内容は、「スキーレッスンでは当然」と誰もが思っている様な内容だと思います。

でもです。
それとは別に違う観点から与えて行かなければならない内容がもしかしたら存在しているのかも知れません。
それに気付かずにいるのが自分(経験者)なのでははいでしょうか。

初めて知ることを学び、出来ない事が出来る喜びを知っています。
でも、出来るまでの道中の心理を探ると、どういう過程を辿っているのでしょうね。
やはり恐怖でしょう。
自分なりに努力している事でしょう。
思い通りにならない身体にストレスを感じている事でしょう。

彼(女)等はそういう心との葛藤をどうやって克服しているのでしょう。
そういう面は、私にはわからない部分です。

「自分の与えている内容、自分の行っている事に間違いは無い」と思う節があります。
もしかしたら、それ自体、自分自身の大間違いなのかも知れません。

彼(女)等は私の話しをしっかり聞いてくれます。
自由自在とはいかない身体を動かして、説明通りに行う様に動いてくれます。
滑っている最中に声をかければその様に身体を動かします。
それは物凄く凄いことだと思いますし、不思議な現象だと感じています。

動いているスキーの上で、掛け声通りに身体を動かしてくれる子供達。
凄い能力だと感じずにはいられません。

此処の学校だけではなく、何処の学校も運動能力別に班は編成され、明らかに最後の班は「運動がイマイチ」と言われる子供達が集まっています。
でも、どうでしょう。
滑れる様になるという事は、それだけの観点から判断してはならないのかも知れません。
だからといって、むやみやたらに班にごちゃ混ぜも時間を有効には使えません。

「運動がイマイチ」の子供達が自分に自信を持って、凄く怖かったと思っていたスキーがスキーが物凄く楽しいものだと感じられる様になる過程。
それを私は知りたい。

何が「面白い」と感じるようになったキッカケなのか。
何が「怖い」と感じるそれなのか。
(それは、きっと、未知の世界だから?・・・と、こっちの物差しで判断出来ない事ですよね)

何分、スキー初体験者は未知の世界ですからね。

子供の心理は大人よりも逞しいですかね。
確かに年を重ねて経験が豊富になると、判断出来る引き出しが増えて参りますが、臆病になるのも確かですよね。
でも、子どもは逞しい。

でも、「本当の所、どうなの?」と知りたいと思う私です。

子供達から学ばされている私です。

「スキー、俺には向いてないと思います」って言っていた僕。
「足痛い」と言って途中を歩いて下った僕。
でも、「此処から滑る」とかって、滑ってましたけどね。

みんなの努力、凄いと感じます。

終わった後で、「もう一回リフト乗りたかったなぁ」「スキーって面白いって思った」とね。

みんなの持っている力だからだよ。

ありがと〜♪

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