Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2013年01月15日 の日記 ......
■ 昨日は 江戸川区立江戸川小学校6年生でした。   [ NO. 2013011501-1 ]
今日(1/14(月・祝))は、江戸川区立江戸川小学校の6年生のみんなでした。
78名で8班の班編成でのスキーでした。

で、佐藤班は、最後(運動的能力が弱い子達の班)の「H班 6名」。
女の子、よれよれ老人みたいな言葉しか発さない!
「あ〜・疲れた〜」「くたびれた〜」「やだ〜」「できな〜い」「こわ〜い」etc・・・。

佐藤はムチ打ちましたよ。

「みんな幾つよ!?」
「11歳〜♪」
「70歳みたいだね」「でも、きっと、70歳の方がみんなよりもやる気満々かもね」
という会話でした。

「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ・・・」が延々と続く彼女らでした。
が!!!
人間改造しちゃいました!!!
佐藤。

スキーが終わった15時。
彼女らの顔は、全く!
別人の様な顔に変身していました。

年末から子供達のレッスンを3回行いまして、その3回とも、女の子が一人ずつ、泣いてました。
佐藤に怒られてなくのではありません・言っておきますけど。

出来なくて悔しくて泣いた子。
みんなが出来て自分だけ出来なくて悲しくて泣いた子。
滑るのが怖くて泣いた子。
みんな理由がありました。

午前中は初心者班には大変な登り下りのスキーです。
疲れるのは当然の環境なのです。
その中でもがんばる子も居ます。
でも、「ブツブツブツブツブツブツ・・・」が多い子が一人。

で、「なんでブツブツブツブツブツブツ言ってるの? 先生に内緒話で聴かせて♪」と、女の子の首根っこに腕を回して、グイッと引き寄せ抱え込んでお聞きしたのです。
すると、涙を流して心の中を教えてくれました。
「こ わ い・・・」とボソッと泣きながら。

「滑るの怖かったのか そっか ごめんねわからなくて でも、トライしようよ やってみてダメだったらギブアップしてもイイよ」と、面と向かって会話をしたのです。
そしたら、心を開いてくれました。

そこから彼女の気持ちが違っていてくれたのですねぇ。
(助かった・・・みんな素直な子だから私がそれに助けられているのです)

みんなが、出来る子、出来ない子、それぞれが、私と会話をしてくれるので、心が垣間見えるので、色々を想定、考えを及ぼす事が出来るので、有り難い限り。
お喋りしてくれない子が一番手強いです。

そしてみんなが偉いと思うのは、班のみんなが、それぞれを応援しているということ。
出来る子には拍手。
出来ない子にはエールを送ると言う繋がりでスキーをしていたのです。

午前中は、騙し・騙し。

でも、午後は、みんなが口を揃えて言う「リフトは乗りたくない!」に挑戦。
「もしかしたら、上手くいって2回リフト乗車かも」と思っていた私なので、「一回は乗ろう」と、みんなに一回だけでも経験して貰う約束をしました。
その会話の中でも「一回だけ乗る」と、言葉を変えてくるので、「「だけ」ではなく「一回は」だから」と、「一回きり」としないようにしておいたのです。

でも、さすが「リフト乗るのは嫌だ!」のみんなだけあって、降り場は大変な重労働でした。
全てがリフトからスッテンコロン!
その都度、リフト停止!

「いや〜さすが! H班!!!」と思ったけど、「みんな凄かったねぇ〜! リフト乗ったじゃないかぁ〜!!!」と言うと、「も〜う怖かったよ〜〜〜!!!」と全員が言ってました。
でもでも、そういうみんなが、スキーで滑って降りてくれたのですよ!!!

凄く偉いと感じました。
あれだけ、「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ虫」がたかっている子達が、勇気を持って乗るのが嫌なリフトの乗車し、緩やかなスロープでも滑ってくれ、斜度のキツイ所は歩いてくれて、麓も迄降りたということは、凄い成長と感動です。

学校の先生も驚きは、「この子から「楽しい」という言葉が出来るなんて!」ですからね。
その子の顔は、全く別人の顔でした。

みんな元気に終わってくれて、私も一安心です。

よかったぁ〜〜〜・・・。

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