11/24(土)の朝、湯田中から熊の湯に上がる、オリンピックロードで、おサルさんに遭遇。 後続車も来なかったので、車を止めてカシャっと撮り、ゆっくり走りだしたら子ザルが驚いてアタフタするのを親ザルがガシッと子ザルを捕まえて車の方へ出ないようにしていました。 親は子を守るのです。 可愛いけれども、野生の動物に人間が安易に食べモノは与えてはなりません。 残酷に思えるかも知れませんが、それが自然のルールなのですから。

そして、土曜日はSAJ教育本部の中央研修会が行われていました。 私は23(金・祝)は、新潟県で指導員研修会の理論講習を受講したので、熊の湯で滑れませんでしたが、先週と違って、中々の賑わいでした。 雪も良い条件で、私の目線は常に非圧雪地帯へ向くのですが、そこへご参加のみなさまをお連れするには平地で「これだけは知って学んで下さい」が必要で、徹底した聖地でのレッスンを繰り返させて頂いた次第です。
 お昼の時間なのでゲレンデは空き空きですけど、大勢が集結した熊の湯スキー場です
毎年、この時期、此処でお目にかかる多くの有名人スキーヤー。 懐かしいスキーヤーも本当に大勢! それが可能になるのは、カコ、SAJ中央研修会は車山で行われていたのが、熊の湯スキー場に変更になってからです。 私も、この時期は中央研修会は車山と思い込んでいましたので、「熊の湯なら空の下シーズン初めの足慣らしは最高でしょう」と、狭山スキー場から場所を変えたのですが、SAJとバッチリとタイミングがあったという訳です。
そのお陰で、今では、1年に1回の顔合わせが可能になったという訳です。 有り難いと感じています。 (当初は違う気持ちでしたけど) でも、今の私は、本当に新しい顔はまったくわかりません。 ナショナルデモも、SAJデモも、本当に初めてみる顔ばかりがドンドン増えています。 そういう世界と次第に距離が開いてくる年になったのです。
が、でもでも、有り難いことに、こんな私でも「お〜〜〜! ともこ〜!」とか「ともこさん!」とかって、お声をお掛け下さるみなさまが居て下さり、心より感謝です。 嬉しいです。
ガスの中にも関わらず「あ! ともこさん!!! 声で判りましたよ〜!」と、お声をお掛け下さる方も! そんなこんなで20名近くの方と、雪上でご挨拶をレッスン中に行っていました。
みなさま、ありがとうございました。 レッスンご受講のみなさま、その都度開いてしまい失礼いたしました。
でも、組織の実技は、私的には「・・・」です。 12月にはそれを私も研修会で行わなくてはならないのですけれども、一般レッスンでは与えられる内容ではないですね。 それで上達できる技術とは到底思えない技術内容ですから。 クルージングで滑るそれと、そこへ立ちあがっていく内容、違うじゃないですか! その場(研修会)の滑りとして、右から左へ流す必要があると思っています。 「早くこの時間が過ぎないかなぁ・・・」と思う程最悪なスキーはないでしょう。
ということで、大勢のスーパースキーヤーのみなさまにお目にかかれ、私としては嬉しい日でありました。 ありがとうございます。 気温も下がり土曜日は寒くなった日でした。
日曜日は打って変わって、ドッピ〜カン!!!
 朝6時30分頃の駐車場から望む山・朝日が昇り始めた頃です
 あんまりにも綺麗だったので、もう一度、朝食前にゲレンデで撮りました
ヒンヤリ感の青空で滑っていて気持ち良い日でした。 昨日から、ご参加のみなさま(滋賀県と福井県からお越し頂きました6名様です)に「明日は非圧雪斜面へ行きましょう」と予告していたのですが、午前中に一つ提供を行ったそれが、まったくわかっていらっしゃらないような状態だったので、しつこく整地バーンにへばりつき、徹底的に行わせて頂き、午前中は非圧雪地帯への突入は出来ませんでした。
雪上で数分の説明で数本しか滑らない滑りで身に付く基礎・基本技術ではないので致し方ない訳なのですが、知らないということ自体が非常にまずい訳なのです。 スキーを操作する足元、脚の動き、腰の動きと上半身の動きは連携して、その都度動きで対応しなければならない所が、やはり動かないとなると、コブ斜面や新雪では不都合だらけとなります。 そういう部分が無いようにしていかなければならない訳です。 特に、中級レベルにおいては学ぶ技術はしっかりありますから。
そうこうして、やはり、午後は非圧雪コースへ行かない訳には参らないでしょう。 (実は私が行きたい!) 案の定、楽しかったです!!!
そして、やはり、整地で不備な状態は凸凹斜面において顕著に現われて来ます。 滑れない訳ではないのですが、不都合だらけ。 「このままの状態で進んだら怪我をするでしょう」が見え見え。 それでは危険なので、やはり、コブコブ斜面の中でも整地で行うそれの繰り返しが必要となってくる訳なのです。
要は、スキーヤー自身の身体のバランスです。 ポジショニングが絶対条件。 その上で、足元から動くことと、からだはその足元をフォローできる動きを行わなければならないのです。 が、クルクル回る事に神経が注がれてしまい、斜面下方向へ落ちるという大事な要素が疎かになってしまうのですね・・・。
斜面が相手の時は滑り落ちること、その為に必要なバランスを知らなければならないのです。
この時間帯で身に付けるというのは無理なことです。 基礎・基本技術は繰返し繰返し行う事でやっと身に付くのですから・・・ね。
がんばってください。
そんな午後、素晴らしい景色を観ることが出来ました。 リフト山頂では、遠くにアルプス山脈! 道中では「樹氷」が!!! 午後にも関わらず、溶けることもありませんでした。
シーズン突入の早い時から凸凹滑ることが出来、真っ青な青空の元、樹氷も観ながらスキーが出来たこと、心より感謝です!!!
凸凹斜面でのスキー、気持ち良かったぁ〜〜〜♪ やっぱり面白いです!!!
 遠くの雲の上に横切っているのはアルプス山脈です
 麓から山頂へのリフトの山頂付近の樹木の樹氷と、リフト山頂小屋脇の棒の樹氷

12/1(土)、12/2(日)も熊の湯でスキー場でシーズン初めの基礎技術スキーレッスンを行いますので、是非、ご自身の基礎技術の勉強と確認にご参加下さい! 雪は聖地と凸凹、両方を楽しめる条件が整う今シーズンの熊の湯スキー場であります! ご連絡をお待ち致しております。
2012−2013 スキーシーズン シーズン初めのスキーレッスン ご案内 シーズン初めの基礎技術レッスンです。 とても、大事にしなければならない、『基礎』の部分。 しっかり分かっているでしょうか。 基礎技術を疎かにしてしまうと、立ちあがって行く過程で、壁にぶつかってしまう恐れもあり処方を見い出せなくなることもあります。 そういう事態を招かないようにするためにも、基礎技術の勉強や確認は大事なのです。 基礎技術の勉強で確実な上達の道を進みましょう。 ●≪シーズン初め 基礎技術スキーレッスン in 熊の湯スキー場≫
●≪2012-2013 1日レッスン 奥只見丸山スキー場/魚沼大原スキー場≫
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