今日、SAJスキー指導員研修会の理論研修が南魚沼市六日町の多目的ホールで行われました。 私は2年に1回の出席です。

2012-2013スキーシーズンの教育本部研修会のテーマは 「スキーで健康(自律神経の活性)になる」 「スキーと自律神経活性」 1.自律神経ってなに? 2.自律神経はバランスが大切 3.副交感神経の活性化が心身の健康につながる 4.副交感神経の活性化とスキー 「スキーの健康利益」 「スキーと膝の健康」 です。
文章を読まないとわかりません。 まだ読んでません。
で、技術はと言うと、「昨年と変わりません」とのこと。 DVDを放映しました。
あの滑り、あのレベルに到達した人には可能でしょう。 でも、初心者や中級レベルには、その技術よりも先にしっかり教えて行かなければならない内容があるのではないでしょうか。 また、勘違いの世界がこのシーズン広がる気がします・・・ため息。
上記がSAJの関係です。
セカンドセクションで、オーストリアの国家試験合格したイサハイ講師の講演。 サードセクションは、齋藤記念病院の院長の頭への障害に付いての講演。 私には、2と3のセクションが刻まれました。
上達には「7つの能力」の向上が大事とイサハイ講師は教えてくれました。 ・バランス能力 ・リズム能力 ・識別能力(用具や指先などの身体を条件に応じて的確に使う能力) ・反応能力(合図などの状況変化に素早く的確に対応する能力) ・変換能力(状況、条件の変化に応じて素早く動きの方向と量を変える能力) ・定位置能力(ボールと自分、相手との距離、用具と用具の位置の認識(だったかな…?)) ・連結能力(手足、体幹の動きを連想させ、効率の良い動きを引き出す)
そして、【運動の基本要素】(深代教授著)として ・反動:より遠くにより高くダイナミックな動き ・ひねり:体幹を使ってエネルギーを生み出す ・ムチ:エネルギーを末端へ伝える
これらの能力を向上させるために、オーストリアの子供達の育成は、脳細胞を働かせて様々な動きを行わせるトレーニングを繰り返しているとのこと。
今の日本の子供達に大事なことは「昔の遊び」なのだそうです。 様々な動きが出来無くなって毛がに繋がるケースが多くなっているとの事。
ワンパターンがいかに怖く、危険なことになっているのかを指導立場の私達はより認識していくべきです。 そして様々な動きを提供して(提供が出来るようにしていくこと)、その中で安全に滑る時であれ、危険を回避する滑りであれ、リカバリーでもスキーヤーの状況判断に応じて可能な動きの出来る身体に導いて行くことが求められて行くのではないでしょうか。
そして、おっしゃいました。 「外向傾は大事」と。 「そのことにより、様々な条件に対応出来る技術を身に付けることが出来る」と。
私も同感です。 ターンの為に、ターン内側へ突入する様な頭や肩、そして腰が回ったのではバランス確保には繋がらないでしょう。 それを、組織は行っているのです。 逆捻りが出来なければ、正体してスキーの上でも滑ることは出来ないでしょう。
私はこの講演を聴いて、光を与えられた気がしました。 「間違っていない」と。 スキーの用具が変わるとしたなら、より、以前の基本的な要素を確実に確保した上で、それに適応できる内容を身に付けて行かなければならないのです。
スキーだけ動いて、身体がほとんど動きに無い様な滑りは、私は短命と思うのですけれどもね・・・経験豊富なスキーヤーけのスキー技術としか言いようがありません。
そして、頭の障害については、とにかく「脳しんとう」は気を付けることです。 頭を強打した場合、打った場所と反対側へ脳みそが動いて血管が切れる恐れがあるということ。 また、脳しんとうを起こした場合、2週間は安静にすること。 脳しんとうを起こして、時間を置かないでまた同じ状態を起こしたとしたら命に危険が及ぶということをもっと自覚して行くこと。
スキーは、自身を守ることが第一条件です。 バンバン滑ることが上達とは言えないのです。 自身がいかに安全にこの斜面を滑り下りれるかが技術なのですから、身体を壊すようなスキーは避けるべきです。 その為に、どういう技術を身に付けるべきかもやはりより勉強が必要だと思います。
私の今季は、昨年よりも1年、年を重ねた分、より安全を第一に進めて行く所存であります。 基本となる技術をとにかく勉強する環境を得ることと、それにより、上達に繋がるという事を知って行って欲しいと切に思います。 基礎や基本技術を飛び級することは出来ないのですから。
2012−2013 スキーシーズン シーズン初めのスキーレッスン ご案内 シーズン初めの基礎技術レッスンです。 とても、大事にしなければならない、『基礎』の部分。 しっかり分かっているでしょうか。 基礎技術を疎かにしてしまうと、立ちあがって行く過程で、壁にぶつかってしまう恐れもあり処方を見い出せなくなることもあります。 そういう事態を招かないようにするためにも、基礎技術の勉強や確認は大事なのです。 基礎技術の勉強で確実な上達の道を進みましょう。 ●≪シーズン初め 基礎技術スキーレッスン in 熊の湯スキー場≫
●≪2012-2013 1日レッスン 奥只見丸山スキー場/魚沼大原スキー場≫Content-Disposition: form-data; name="image"
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