携帯電話が鳴り「文芸社編集部の○○です」と。 「本を購入お願いしたその件かな」と思いきや、「『もっともっとスキーを楽しむために』の本の増刷が決まりましたのでご連絡をさせて頂きます」という、驚きのお電話でした。
もう、自分がビックリ! 「この本も次第に萎んでいくのかなぁ・・・」と、ゆっくりな動きに、「成る様に成るしかない」と思っていた本です。
でも、カービングスキー出現で日本の基礎スキー界は独自のカービングターン成る技術を生み出し、約20年間その技術が広がって今に至っています。 でも、私は速い頃から、組織の独自のカービングターンで凸凹滑りが出来なくなったのです。 「スキー人生終わった・・・」と、感じました。 スキー人生初のどん底を知った頃です。
そんな時に巡り会えた「モーグルスキー」。 基礎スキーのド真ん中に居た頃には「モーグルスキーは全く別なスキー」と、見向きもしなかった私が、そこに救いを求めに走ったのです。
するとどうでしょう。 見向きもしなかった分野のスキーに、本当のスキーの基礎技術の柱があったではないですか!!! 神様は、スキーばかの私に、「もっとスキーを広く観てみろ」と、わざと凸凹滑りを出来なくさせたのかも知れないです。
結果、私は、今、素晴らしいバランスの元、スキーを続けられている状態です。 明らかに、凸凹滑りが出来無くなった時から年も重ねて、10年を迎えようとしています。
有り難いお知らせでした。 みなさまも、もっと上達したかったら、佐藤著書を是非ご覧下さい。 そして、ご参考にされて下さい。
スキーの上達は、基礎技術の積み重ねでしか得られないのです。
 『もっともっとスキーを楽しむために』
『もっともっとスキーを楽しむために』を書き上げて、「これで基礎技術を公表出来た」と思ったのもつかの間。 次第に、「これ以前の基礎技術が出来ていない・・・」と、現場で体感してしまったのです。 「立ち姿勢」「直滑降」「横滑り」「etc」これらが、出来ていない! 結果、立ちあがっていけないという事になります。
唖然としました。 そして、次なる本、それが『Let's Ski スキーのいろは』です。 スキーの大元となる技術です。 当然ながら、今の基礎スキー界では教えなくなった内容です。 (だから、滑りがおかしくなっているとも言えますけれども・・・)
基礎技術を勉強して貰わないことには、足踏みです。 『Let's Ski スキーのいろは』は、とにかく、今のスキー界で教えなくなった基礎技術の勉強が出来る本です。 この基礎技術をとにかく学んで、「上達は勿論、競技スキーへ行こうとモーグルスキーへ行こうと、今の基礎のパフォーマンスへ走ろうがお好きなように」です。 でも、基礎技術を学ばなければ何も始まらないのも知っておく必要があります。
基礎技術を学ぶとは、地味で時間を要するものです。 決して、即パフォーマンスに繋がるものでもありません。 でも、確実に身に付けなければ、基礎の無い家と同じ状態でグラグラです。 自身の身体を動かす事の出来る状態に仕向ける事から始まっていますので、上達を望むならば、飛び級などないと思って、身体に仕込み入れ下さい。
 『Let's Ski スキーのいろは』
佐藤著書をみささまのご参考にして頂けたら有り難いです。 宜しくです。
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