朝方の強風は、「今日のリフトは運休・・・?!」と思う程、強い風でした。 でも、強さも、降雪と入れ替わって、少し穏やかになり、とは言え、やはり強かったのですが、リフト運休までには至る事無く、終日スキーが可能でした。
参加者のみなさまの上がってこられた時間が一番降雪の凄かった時です。
 姥沢地区駐車場の朝7時過ぎ(ご参加の方撮影)
今は夕方5時になろうとする時間ですが、まだ、似中とおんなじ状態で、降雪+強風です。
リフト運行に支障の無い風でしたので、スキーしました。 午前2時間半、午後2時間半。
徹底的に、雪の抵抗に対しての腰の向きと位置、そして、内足の役目。
近年、クルクルまわる腰使いで、「外向傾」を教えない、習わない環境と化してしまいました。 もしくは、「それは古い技術だから」と、ふざけた事を口にする教える立場の方もいらっしゃるようになって・・・情けないばかりです。
この「外向傾」をしっかり行えない事により、内足も使えない状態に陥っているという事をどれ位のスキーヤーがご存知でしょう。
「外向傾」が作れないバランス、利用出来ないバランスではスキー上達は望めるモノではありません。 特に、やはり、股関節部の可動が非常に弱いです。 その為に、腰の強さも増強できずになり、スキーを回す=身体を回すがスキーになっているのも事実・・・。
根本を教える環境にしませんか。 組織の皆様。 パフォーマンスを必要するのであれば、より、雪の傾斜地で落下に必要なスキーヤーのバランスを教えて行く必要があるのではないでしょうか。 その部分がターンに繋がる根本となるのではないでしょうか。 クルクル回る事を良しとするその根拠はなんでしょう。 決してスキーヤーが上手に斜面にどう出来ているバランスと言えないではないですか。
力を起こすラインが、メッチャ、ガクガクに崩れているというのが今のスキーのバランスです。 大事な、大事な部分を教えずして、そのスキーヤーに何をさせたいと言うのか・・・。
スキートップを動かす為にも、腰の外向は欠かす訳には参りません。 その腰が回る事により、状態を回してスキーを回すという、まるで初心者の様な状態でスキーをするスキーヤーが続々と増えてきてしまっています。
スキーは足元から動かすこと。 スキーは、スキートップから動かすものであり、スキーテールが最初に動いたのでは、重心(腰)を動かす必要が無くなるのです。 その為に、片足しか使えない状態を観に付けてしまうのです。 そう言うスキーヤーが蔓延!!!
外向傾を知った上で、その向きをスキーのトップ方向へ少なくして行って、推進性の良いバランスへと変えていけるのが技術を使いこなすと言えるのではないですか? 技術を使いこなすどころか、技術に翻弄されているのが今の環境ではないでしょうか。
今のままで突っ走ったら、収拾付かなくなるのは目に見えている事ですけど・・・。
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