今日の3.11、昨年同様、私は魚沼大原スキー場に居ました。 震災が起きた、午後2時46分、スキー場の場内放送で「東日本大震災で犠牲に成られた皆様へ黙とうをささげたいと思います。 みなさまのご協力をお願いします」の場内放送に合わせて、黙とうを捧げさせて頂きました。
立ち直れる環境を得られる様にして欲しい。 その為にも、こうやって生活出来る自分達が少しでも力になれる様、応援し続けたいと思います。
みなさまも応援一緒に行って参りましょう。
今晩は、家の前の道路側の雪壁にろうそくを灯して、鎮魂を祈ります。
鎮魂
そういう今日、物凄ぉ〜く、久し振りのジャッジを「SAJバッジテスト」で行いました。
昨年、「スクール関係でどうしても検定員資格が必要」と言う事で、致し方なく、再受験で、C級検定員を受験し、取得した私です。 それ以降、初ジャッジ。 過去には、技選もジャッジしたのですけれども。
1級検定が一番大事と感じています。 このレベルのスキー技術を確実に判断出来なければなりません。 これは断言します。
よって、この「バッジテスト」で、山肩上げて、頭をターン内側へ入れ、腰がクルクル回る様な滑りをしていたのでは、「此処を踏み台にして、台を踏み上がる様な事出来ない」と、心すべきなのです。
それは、滑り手も同じ、そして、特に、有資格者の皆様にはそれを心して欲しいと切に願います。
今の流行りの滑りをしていて、それが点数を叩き出す滑りとして点数を出したとしたら、その出されたスキーヤーはどういう成長を未来に向かって行う事になるのでしょうか。 流行りの滑りで点数叩き出したとしても無理でしょう。 それを行う前の土台が無いのですから。
スキーの基本、基礎は、立ちあがる過程でそれらが無くなる様な基礎であってはならないのです。 今の基礎スキーはその土台がないですよね。 歯槽膿漏の様な状態。 歯茎グラグラ。 土台グラグラ。 だから「歯」という本体が、全くその役を成すことが出来ない状態。 抜いてしまわなければならないと思います。 のですけれども。
この春のザクザクの雪の中、お尻クルクル、頭突入でバランス良いスキーの滑りが可能となるでしょうか。 ならないでしょ。 そのイメージも持てないとしたら、基礎を学びに「入広瀬SCスキー学校(Facebookのページ)」の「佐藤智子」のレッスンを受講されて下さい。 只、申し上げますが、1回や2回で覚えられる内容ではありません。 基礎を見に付けると言う事は、一生、基礎を繰り返すと心得る事です。 「基礎技術の積み重ね=エキスパート」 なのですから。
そう考えると、今のSAJ教本部は、ド・アマチュアですね。 基礎を重ねてエキスパートを目指そうとするのではなく、パフォーマンスで、只単に、自分の表だけをPRしているだけと言う様な滑稽な感じ。 中身が無いのですよ! 組織にはエキスパートになって欲しい。
何方かが仰っていました。 「今の技選は、変な事しているから、競技上がりのスキーヤーが基礎スキー界へ入らなくなっている」と。 仰る通りだと思います。 まともに滑れる人達は、今のその技術、見切るでしょうね。 それが出来る人は滑りを心得ている人ですよね。
ターン外腕上げて滑りますか? 普通は、リカバリーの滑りですよ。 リカバリー滑りがジャッジ高得点する滑りとしたら、私には到底無理な御相談です。
はやく、まともな滑りを教えられる様な基礎スキー界になって欲しいものです。
本日、合格された方のスキーが益々発展しますように。 また、惜しくも不合格されてしまわれた方、今後も挫けず、上達を目指して貰いたいと思います。
私も目が腐らないように、努力を重ねます。
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