Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2012年02月27日 の日記 ......
■ 江戸川区立中小岩小学校のスキー。   [ NO. 2012022701-1 ]
福島南会津の高畑コブキャンプの往復で、「もし、疲れているようでしたら江戸川お願いします。 でも、大丈夫だったら私がやりますので」とスタッフに伝えさせてて貰い、昨晩、「私がやります」と電話連絡を入れて、今日、子供達とスキーをしました。

超〜寒い日でした。
3月を目前にすると、「暖かい」なる気分も次第に大きくなるのです。
その気持ちのせいで、今日の降雪と気温の低さは、真冬よりも寒いと感じ、非常に寒かったです。
明日は今日の様な寒さにはならないと言う事を期待したいものです。

そんな、寒い中、時々の物凄い強風の中、5名の子供達は頑張りました。

集合時点から元気さ全開。
最初から話を積極的に行ってくれて、ワイワイギャ〜ギャ〜のスキーでした。

午前中からリフトに乗れると、4時間レッスンの中で3回のリフト乗車が可能になる為、凄く滑りがスムーズになります。
今日も「トライスキー」の力を借りまくり。
そのお陰で、みなも滑れる様になった。
それは大事なキッカケですよね。

積極性も違ってきます。
意欲も違ってきます。

バランスの悪い子供の心理は、千差万別。
トライスキーを付けながらも小指側が雪面に押しつけられてコロンコロンと転ぶ状態。
足を開いて、足内側を雪に押しつけると言うバランスと逆バランス。
当然ながら、しゃがみこむ脚なので、「自分の足で立つ事」を後ろから言い続けて、でも、小指側が寝てしまう…。

その状態を見て、原因を探すと、ハの字に開いている形だとしても、右足だけの力で滑っている事が判明。
それを見付けられて良かったのですが、「左足の踵を開いて」とアドバイス。
すると、一気に滑るバランスが整ったという、珍しいケースを頂けました。

そしたら、次が、滑れた筈の女の子が、スッテン転んだその時から怖さが膨らんだ様子。
「トライスキー付ける?」と尋ねて「うん」と言うので、付けました。
が、しか〜し!
滑るのが怖いのか、脚を縮めて、しかも動くスキーを大腿部や膝を内側に目一杯絞り込んで捻りを加えて、動かないようにしようとする動作を始めたではありませんか。
その身体の使い方になる時は必ず上半身も前倒しになり、スキーが既にブレーキをかけている「ハの字」の状態にも関わらず、スキー(足元)の前に乗って動くスキーを力任せで止めようとする動きに変わってしまったのです。

「あ・・・これ、一番ダメ…」と思い、怖い心理を話しをしながら探って、色々な「ダメ」を探って、それを取り除く作業をしました。

怖さが絡むと、身体の筋肉は内側へ捻りこむ動きをしてしまう為、より、ブレーキをかけるその動きとは逆の身体の使い方になってしまいます。
そういう客の場合、上半身も前倒しになる為、尚更、重さが後ろからブレーキをかけるエンジンになれなくなってしまうのです。

「自分の足で立つ事」「脚を開く・腿を内側に捻らない・膝を内側に入れようとしない」「踵を外へ押し開く」「重さは後ろにかける」を言い続けて、自力でそれが出来るようにサポートしました。

「怖さ」は取り除いてやれないと、身体は縮みますね。

でも、なんとか自力で上達出来たその姿は、立派でした。

みんな、ほんとうに頑張ってくれたと思います。
そういうお友達がいながらも、3回のリフト乗車は本当に立派です。

「もう時間がないから、これで終わり」と言うと、「え〜・もう一回行きたいなぁ」と言う声が出るのが一番嬉しい。
お昼休みも「先生、もう行こうよ・ご飯食べ終わったし」と。

子供の元気はイイですね。

明日は、魚沼市立入広瀬小学校のスキー授業です。

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