約30年前から、この地区で、入広瀬SCスキー学校が担当している「江戸川区小学生のウィンタースクール」。 私は、この地区を約20年強、離れていた時期があったので、空白の年数があるのですが、数年前から、みなさまのお世話になり、私も担当する様になりました。
今季の江戸川区の小学生とスキーをする回数は、13回。 そのうち、私は11回参加可能です。 (2回外さなければなりませんが、ゴメンナサイ) 佐藤は、11回の全てを一番下の班を担当する事にしました。
そして、本日は今季最初の子供達とのスキーと成りました。 南小岩小学校68名の子供達を7名で班分けしてのレッスンです。
始まる前の集合
我らは「G班」。 元気なみんなでした。 5名のみんなと、午前2時間、午後2時間を過ごしました。
事前練習をしているのですが、みんなに尋ねると「あんまり出来なかった」と。 でも、進めて行くと「これやった」とかと、自薦講習の内容も教えて、積極的な姿勢でした。
初心者が一番大変なのは、坂を登る事。 だから、私は、「スキーを外して持って行ってもイイから、滑るんだよ」と、出来るだけ、疲労を避けます。 でも、滑る事が次第に出来る様になると、不思議なもので登る事も自主的に出来る様になるのです。 あえて放ったらかし。
登っては滑って、滑っては止めてを半日繰り返します。 そして、「スキー外して登ってもイイよ」と言っても、「スキーで登る」と、次第に足運びもスムーズになって行くのです。 不思議な事です。
午前中、終了時に、班の子達をカシャリと写真に収めさせて貰いました。
元気な子達です
お昼は一緒に摂り、「午後は、リフトになって滑るからね」と、説明し、皆の新蔵はドキドキだっただろうけれども、初スキー+初リフトで、山頂から麓まで滑り下りる事が出来ました。
大変な時間は掛りましたが、みんなが頑張った証拠です。 今日は降雪があった為、雪も彼等のスキーをサポートしてくれ、本来なら、超〜初心者は、何回かスキーを外して持って歩いて斜面を下る事をしているのですが、今回は、雪の抵抗が大きかった為、斜面を真横にジグザグ進んで、歩く事は本当に少ない距離でした。
そして、「初心者が一気にスキー乗りが巧くなる」迂回路のコースに来て、やはり、彼等の滑りは激変でした。 スムーズな滑りが可能となり、麓まで、滑り下りる事が出来たのです。
麓に到着して、「ヤバい・スキー面白い!」「楽しかった!」「嬉しかった!」って声が飛び交っていました。 苦しく辛い気持ちが襲った時があった子も、偉かったですよ。 挫けずに、麓まで皆と一緒に滑り下りてくる事が出来たのですから。
終わってから、みんなは、スキー場レストハウスで「おしるこ」を食べて、お宿へ向かいました。 「明日は、スノーシュー」と言っていました。 今日よりは雪がおだやむ事でしょう。
でもでも、この寒さの中、遊びでは雪だるまに成り、滑りではドンドン雪が降り積もって、身体真っ白になりながらも、み〜んな、滑る事が出来た事、偉いと思います。
こういう根性、私も随分、子供達から学ばさせて萌ら得ました。 こういう対象が、先生と言われる人の前に存在する事、とても大事だと考えています。 だから、私は勉強が出来ますし、彼等のお陰で「Let's Ski スキーのいろは」を世に誕生させる事が出来たのです。 彼等のお陰なのです。 感謝です。
今日も、みんな、ありがとうございました!
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