朝、手袋を車に取りに行ったのですが…凄い事になってました。 昨晩、駐車した全ての車は雪だるま。
ご主人がブルで押したので通路がありますけど…埋もれていました。
「私の車は何処?」と、360度グル〜ッと見渡して、「此処だ…」と。
目を付けたい位にきれぇ〜に雪だるま化してました。
掘り起こして、こんな具合。
雪国育ちは、決して、足元の雪を踏み固める事無く、車の雪を大雑把に落とします。 「ドアが開けばOK」 「車が出ればOK」 そして車を埋もれている所から少し出して、安全な様に、残りの雪を落とす。
今朝は、車を出す必要が無いので、ドアが開きさえすれば私の用事は足されるので、これだけ落とせば、夕方もラクです。 夜中に降った雪は必ず、朝、落とす事。 しかも、スキーブーツを履いたままの方が雪が足元に入らずイイ訳ですよね♪ 夕方が超〜ラクになります。
ま、用事が足りて、スキー場は…というと…。 「うわ・・・さむそ…」 確かに寒かったです。 午前2時間講習のその間に小休憩を入れたのは初めてです。
苗場プリンスホテル内側からゲレンデを見て、こんな…。
私は、デカイ声で説明するので身体が冷えるという事はないのですが、皆様は手足末端が次第に寒くなってきたようです。 午前中は山頂へは上がれませんでした。 風も強くて…。
そう言う中、徹底して、「スキーを回す動き」「スキーを前後に動かす動き」「スキーを傾ける動き」をとにかく徹底させて頂きました。 それに伴っての身体の使い方も勿論です。
カービングスキー出現以降、身体がグルグル回るわ回るわで、スキー操作が成されていないのが現状。 それで上達はあり得ないのです。 外向、身体の下で傾きを作る動きを徹底的に。 しごきました。
「これ出来ずして、カービングターンなどあり得ない」「これ出来ずして、内足主導などあり得ない!!!」です。 勉強して欲しいものです。 「智子さん股関節痛い…」と午前中終わった時点で言われました。 いかに使っていないかと言う事ですよね。
お昼、12時過ぎました。 超〜珍しい現象です。 何時も、早め早めで動くのですが、講習途中で小休憩が入った(それも珍しい事)ので、お昼は何時もよりも遅飯となりました。
珍しく、レストランが満席。 でも遅く入ったので、早く入った人達が席を空けてくれ、皆が一斉に座れましたので良かったです。 そんな席取りの時、「智子さん!」と、隣の席からお声を頂戴し、「膝はどうですか?」と尋ねられました。
そうですね。 3年前位、月山でもう、膝が爆発しそうな時に、縁あって診て頂いた豊島区の目白整形外科の先生が、(財)新潟県の研修会にご参加されていて、お声をお掛け下さったのです。
「その節は本当にありがとうございました」で、ご挨拶が出来、「今は良いのですか?」と、「どうやったら使えるようになりましたか?」と尋ねられ、お話しが出来ました。 何が要因したのかは私にもわかりませんが、きっと、Mogul Skiのお陰で、バランスが良くなったのも一因と思います。 有り難い診察でした。
そして、午後からは、午前中よりもチョイ、暖かくなった感じです。 ですので、山頂へ上がりましたですわ。 「バカは高い所へ上がりたがる」そのもので、雲が割れて青空が見えた途端に、たまらず、「上がりましょう」で、ゴンドラ乗車で山頂へ行きました。 山頂も予想外に混雑していました。
それも、中途な時間に上がったので、帰り、これまた初体験で、ゴンドラで降りなければならない状態だったのですが、その下りのゴンドラ乗車に行列で並ぶという…これも初体験でした。
何年も苗場に来て、農水省SCと講習を行っているのですが、「初」が多かった今回です。
夕方の帰る頃になって、天気も見晴らしの良い天気に変わるという…皮肉。 明日の天気は苗場は関東地方の天気を拾って、青空がのぞくかもと思ったりします。
宿に帰って来る頃、こんなに景色が良くなっていました…朝からこうだったらな。
|