先週末から立て続けに「体操をお願いしたい」なるご依頼を頂戴しました。 ビックリ。
その中で、「じゃあ、この日に手始めに行ってみますか」という事で決まったのが、介護付き有料老人ホーム ひめさゆりで、ホームに居る方とデイサービスを受けに来られる方を対象に行う、やはり簡単体操です。
家のお隣の奥様が、突然に「こんな事やって貰えないですかね?」と、お声をかけて下さいました。 お隣の奥様は、ひめさゆりでお世話されている方です。
キッカケは、魚沼市 入広瀬公民館主催の「高齢者講座」の後座で、講座にご参加の皆様に「やさしい体操」の提供をしている事がどうもキッカケらしく、「私達のホームに来てやって貰えないか」なる意見が出たらしいのです。
しかし、私自身、その為の資格など持ち備えている訳ではなく、あくまでも資格は「SAJ公認スキー指導員」のみ。 (日体協のA級なんとかってのもあるはあるけど…その移行も何時の間にやら消滅しましたけれどもね…高かったのですよ講習料金と公認料…) そして、トレーニングは、あくまでも自分の次期スキーシーズンの為のトレーニングで、対象を想定してトレーニングしている訳ではないのです。
その内容は、公民館長にもしっかりお話しさせて貰って、「それでもいいから」なる、了解を得ての昨年に続いての今年なのです。 やはり公民館主催の、「女性教室の「体操」」も同じ。 自分がトレーニングで行っている内容を極めてやさしくした内容での提供なのです。
そういった内容を知って、「私達の所にも」という気持ちだった様なのです。
只、私にとっては未知の世界です。 「ほとんどが椅子に座っての人達です」なる皆様に、「通用する何か」を強いられている訳です。
只、奥様のおっしゃるには、「智ちゃんのその声の通りがとってもイイのです」と。 これが通るから、どうも元気が貰える。 みたいな事もおっしゃっているのです。
声で勝負するとなると、容易い事。 スキー場で「智子さんが居る」って、遠くでもどうも佐藤の声は聞こえているらしい。 時に「今日は静かでしたね」とも言われたりしますけど…。
「私の声で、それを聴く人が元気が出るというのであれば、何かお役にたつのかも」と思い、お受けした次第です。
Mogul Skiの効果は、養護老人ホームの皆様へも繋がって行きました。 もう一つのお話しがまとまるとしたら、知的障害のある皆様とも交流を持つ事になる私です。 基礎スキー環境だけの世界でスキーの指導活動を行っていたとしたら、多分、こういう世界への波及はなかったと思います。 基礎スキー界のスキーは、基礎スキー界だけのスキーになりがちな今の日本の状態ですから。
そういう人達から多くを学ばせて頂けると期待しています。 今迄の私が歩んだ過程の中には存在しない方々なので、これから、私自身も年を重ねて、こういう環境での歩み方も確実に不可欠を思えるので、非常に有り難いお声かけを頂戴出来ていると感謝です。
一つの私自身の技量を試される初めての経験とも言えるのですから。
それもこれもMogul Skiを勉強できたお陰だと思っています。 スキー上達のみではなく、自身の世界を広げるには、Mogul Skiを学ぶ事だと思います。 皆様も是非Mogul Skiで人生の幅を広げてみませんか。 |
|