お盆のこの時期に、祖母が88歳の時に書いた「般若心経」もお供えしました。
祖母の子供は6人(私の叔父叔母になりますけど)です。 6家族それぞれへ贈ってあるモノのです。
(写真クリックで大きく見れます)

祖母の筆字が目標です。 が、まだまだ至っていません。 明治生まれの祖母は、様々な習い事を行っていました。 「右へならえ」ではなかった私は、今更ながら、「習字をもっと一緒にやっておくべきだった・・・」と、後悔先に立たず状態です。
生前の祖母は毎朝、御仏壇に般若心経を唱えていました。 それを常に見ていて、般若心経も書いている所もみていました。 その頃は見過ごしていた「般若心経」です。
でも、2001年11月にオーストリアの列車火災事故で無念な死を遂げてしまったスキー仲間:出口沖彦氏。 彼の死をキッカケに、私は毎日書き続ける様になりました。 毎日の「般若心経」は小さいノートのペン字ですけど。
祖母のこの字に到達できるかどうか・・・。 「これだけ綺麗に書けたら素敵だな」と思っている私です。
その「般若心経」を飾っていると、○(まる)がやって来て、「見馴れないモノがあるにゃ」と、臭いをかぎ終わった後、お座り(私の方を見てですけど)して、「般若心経」と撮ることが出来ました。

○(まる)は、2009年6月に突然、我が家の子になった子です。 その前の年の秋、三毛ネコのミーを亡くしました。 「春になったらノラ猫を見付けよう」と思っていた私です。
○(まる)が我が家に来て、イの一番にトイレで用をたしました。 此処にトイレがあるという事を教えた訳ではないのに、そこへ一直線に目掛けて用を足していました。 それを見て、「チーやミー(先代のネコです)が、お前、あそこの家へ行け!」と、命令されて来た猫のように思えてならないのです。 しかも、頻繁に御仏壇に行っては臭いをクンクンと嗅いでましたしね。 それを見て、「先代猫とハルばあに送り出された子だ」と、確信している私なのです。 だから、縁は大事なのです。
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