Ski & Pilates & 猫 大好き 【佐藤智子】ブログ

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最新著書Let's Ski スキーの(文芸社2011/01)

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...... 2012年02月06日 の日記 ......
■ スキー続きます。   [ NO. 2012020601-1 ]
2/4(土)‐5(日)は、魚沼コブキャンプの小出スキー場会場。

数回のキャンプがキャンセルになったその後の久し振りのキャンプです。
お申し込みは2名様。
じっくり、基礎トレーニングを行いました。

●「スキーを回す」トップ(爪先)から+上半身の逆捻りも出来るようにする事。
●「スキーの上下を動かす」爪先、踵をしっかり使えるようにする。
●「スキーを傾ける」脚に傾きを付ける、足元に傾きを付ける。

この3つのスキー操作、それをスキーヤーは徹底的に見に付けなければならないのです。
スキー技術に流行りすたりなどないのです。
この技術が無い限り、性能が良くなったスキーを操ると言う技など身に付かないのです。

そして、重心の動き。
一番、目に見えない動きの部分です。
しかし!
スキーヤーが置かれている場所とは雪の傾斜地なのです。
そして、スキーは斜面下方向へ滑り下りて行く道具です。
その上でスキーヤーがスキーに只乗ってるだけで良いのでしょうか。
これ程バランスの悪い乗り方はないのです。

スキーヤーは安全確保しながら滑る為に、スキーの上で、スキーを動かす為に身体を動かさなければバランスは求められません。
スキー板が斜面下方向へ滑り下りるのであれば、スキーヤー自身も身体を斜面下方向へ滑り下りる努力を繰り返して行かなければならないのです。
それが無い限り、重心を使うと言う事は出来ないでしょうね。

初心者だって、重心を動かして貰うよう、誘導をしているのですよ。
重心に動きを持てなければ、足元だって動くモノではないのです。

足元を動かさずに、身体をターン内側へ入れる技術を初心者に教えられますか?
それは危険を求めに行く様な無謀な技術でしょう。
それを今やっていやしません?
「後方へストックを突く様に」なんて、もってのほかです!
信じられません。
スキーを知らない人がスキーを教えている様なとんでもない内容です。

スキーはトップから動かすモノ。
スキーは谷足加重が絶対条件。
その使い方を知っている人が内足を使う事を知って、使いこなせていけるだけなのです。
それを、内足先行だの、内足を先に動かすだのと訳わからないことしているから、重心も動かせなくなっているのではないですか。
上達に程遠い技術ですね。

江戸川の子供達の方がよっぽど上達しています。
今日は「南篠原小学校」のみなさまでした。

滑らせる事と、止める事。
この動きを身体で覚えて貰うと、滑るのが上手になりますよね。
実質、1時間30分の初歩動作で、リフト乗車。
斜面が急な場面ではスキーを持って歩き下りる。
そして、斜面緩やかな場面では、しっかり「ハの字」を作って滑り下りる。
この「緩い斜面を滑り下りる」で、子供達と言うのは感覚が身に付く様ですね。
滑るのが楽しくなって来る様子。

午後2時間の間に、2回のリフト乗車で、2回目にはリフト降り場からスキーを外す事無くズ〜ッと滑り下りてくる事が出来ました。
素晴らしい!
みんな元気にスキーが出来たと思います。

「あ〜〜、もっと滑れるのにぃ〜! もう終わりぃ〜?!」と残念そうでした。
もっと時間があればね。
「時間は待ってくれないんだよ! 早く!」と、仲間を急がせてたお友達も居ました。

明日は雨の様ですね。
明日は、関西からのグループレッスン。
Facebookで繋がった方がグループレッスンのご予約を下さいました。
わざわざ遠くからお越しだったのに…。
でも、今日のスキーはお天気でよかった様。
でも、この湿った雪は手強かったみたいです。


駐車場から魚沼大原スキー場レストハウス(左)と守門岳(奥の白い山)

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