ブータン国王が国会で講演をしました。 とても心を打たれました。 そして、福島県相馬市をご訪問され、震災で犠牲になられた多くの命にお祈りを捧げて下さいました。
相馬市の叔父が「唯一撮れた写真の1枚」と、送ってくれました。
手を合わせて下さる姿は、こちらも手を合わせたくなる雰囲気が漂います。
私は、ブータン国王の今回の訪日で、「心を洗われた」と思っています。 今のこのタイミングにこの感情は、物凄く、有り難く感じています。
「自分が、自分が」が先に出ている私自身に「人様を思いやる気持ちがとても大事であること」を突き刺した、そして、それを常に実行されている国王のお姿を拝見することが出来た事は、感謝であります。
国王は、自分の事の様に3月に起きた大地震と津波に心を痛められました。 そして、翌日には日本の為に祈られ、義援金を送られています。 何より「友達を思う事は当然の事」と、仰っています。
確実に日本はブータンよりも経済的に恵まれている国です。 しかしながら、国王の持つ心を、この恵まれている国に住む私達日本人は持ち備えているでしょうか。 欠けている部分の方が多いのではないでしょうか。
心を洗われて、国王の心、見習いたいと思った私です。
国王の演説を聞いて(読んで)、「日本人である事を誇りに思う」と感じました。 でも、その内容の素晴らしさに「日本人としてより責任がある」とも感じました。
「国外からはそういう目で見られているのだ」というのを改めて、知らされた感じでもあるのです。 だから、より一層、そう思って下さる方々を幻滅させてはならないとも思わずにはいられないのです。
ブータン国王と王妃に感謝です。 そして、こういう首長を持つブータン国民は、幸せな国民であるとも感じました。
ブータン国王夫妻
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