数ヶ月前に「体操を教えて貰えませんか?」と突然お電話を頂戴し、正直、チョイ、戸惑った私でした。 私自身は「冬の為の夏場の自分のトレーニング」として、自分に都合良くやってた訳なんです。
が、周りでは「何でも出来る!」って思っちゃっているみたいで、チョイ、大変。
高齢者講座の講座後座での15〜20分程度の体操提供なら出来ちゃう。 女性学級の体操教室も同じ繰返ししている様なもの。
お電話を頂戴した時に、「何故、公民館に依頼されたのか」を説明する必要があったのです。 「公民館長が「毎年毎年とにかく運動をしているから智子さんにお願いしたらどうか」と、やはりご連絡を下さり、でも、「私自身の私の都合のトレーニングでしかないので、おんなじ繰返しをしているだけなのです・もし、体操を提供するとしたら同じ繰返しをして貰う事になると思いますけど」と、但し書きを付けさせて貰ったのですけど」と、公民館行事の一部を担当する経緯について説明させて頂き、「スキーでは資格を持っていますがそれ以外特別に資格保持はないですけど」とも。
私という人間を勘違いで受け止めて貰っているとしたら、その修正間必要と思い、あえて「これこれこうだから」を説明させて貰ったのです。
そしてあえて、「宜しくお願い致します」と言われ、本日行って参りました。 やいろの里
スキーしか通用しないと思っていた私です。 が、それが少なからずであっても知的障害者の為にもなると判り、「社会貢献が出来た事光栄に思います」と感謝です。
彼等は、私が前に立つと、私しか目に入らないかのような直視です。 そして、とにかくシンプルででも運動になる動きを提供しなければなりません。 しかも、「飽きない」「興味を持って貰える」何か。 です。
引っ張って引っ張って、30〜45分間でした…。 でも凄いと思います。 その間、集中してついて来てくれたのですから。
胸部を開く動き。 肩甲骨側を動かす動き。 股関節部を動かす動き。
腕を動かし上半身はその動きを促す。 足を使って股関節部、大腿部の強化。
皆、よくよく言って動きをしっかり見せると、同じ動きが出来る様になります。 「凄い」と思いました。
職員の方は「身体を動かす事が好きみたいなのです」と仰るだけあって、大きな動作で、何より笑顔で行えているのですから、私も笑顔になります。
終わってからは嬉しそうに「ありがとうございました!」って言いに来る人や「先生のこうやってこうする動き覚えました!」と教えに来てくれ、本当に楽しそうに身体を動かしてくれました。
私ももっとこういう人達との機会を持てる様、勉強しようと思います。
凄く刺激を受けた知的障害者との体操でした。 今度は来月です。
頑張んべ〜!!!
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