7月7日(木)に行って来ました。
7/6(水)に福島県相馬市の叔父叔母宅へ1泊。 朝6時に一緒に出発し、太平洋沿いを北上。 仙台市の辺りから内陸へ横切り、東北道を北上して平泉前沢ICで降車して中尊寺駐車場には8時過ぎに到着。
中尊寺の駐車場から参道の月見の坂を登り、「弁慶堂」から辿り始めました。 そこにからくりおみくじがあったので、「では早速」と、200円を投入したのですが、でも、まだ朝早い時間だったので、それもお堂もまだまだお休み中の様で、おみくじは運ばれて来ませんでした…「これが私の運!?」と思った次第です。 「帰りにまた寄って、お店に聞いてみよう」と、先に進んだのです。
参道脇のお堂を拝みながら本堂へ。 本堂で拝んで、「本堂のおみくじを」と、引いたそれは「あたり矢」でした。 まるで宝くじのマークの様なそれが入っていました。 思わず「宝くじがあたるかも!」と思った私です。
そして本堂を出てから脇へ抜け、峯薬師堂というお堂へ。 お堂へ参拝する前に、「段ボールに入った猫」発見! 思わずお堂とは反対方向へ向かいネコの近くへ寄り、シャッターを切った私だったのです。 すると、お掃除していたお土産屋さんの叔母さんに「カメラやフラッシュはやめて下さい!」と注意されてしまったのです。 「エッ!?」って思っていたら、段ボールの私の居る側と反対側に「カメラを近付けたりフラッシュをたいたり、触ったりしないで下さい」と注意書きがあったのです。 その叔母さん曰く「住職の猫で、朝8時から夕方4時まで此処に居ます」と。 大人しい猫でしたよ。 ○じゃ無理ですかね…。
そして、お隣の大日堂で大日如来様を拝んで、道を挟んだ向かいへ行き、金色堂・讃衡堂の入場券を買って金色堂へ。
TVでしか見た事のない金色堂の中に入れて感激でした。 そして、素晴らしさに只々圧倒されて参りました。 800年強も昔々に建立されたそれが今の時代にも残っているのですから、日本人はやはり素晴らしいのです。 藤原の清衡公が今生きていたら、この震災をどう復興に向けたでしょう…。
そこから旧覆堂〜釈迦堂〜中尊寺境内白山神社能楽堂・白山神社(明治天皇もご来訪されてます)を巡り、かんざん亭で休憩して一服。
そして、弁財天堂〜阿弥陀堂を拝み、帰路へ。 でも、早朝にからくり人形が盛って来る筈のおみくじが出てこなかったので、再度、弁慶堂へ立ち寄って、お土産屋さんに声をかけてもう一回させて貰いました。 それでもからくり人形さんはおみくじを持ってこなかったのです。 そしたら、遂にお土産屋さんがからくり人形の箱を開けて、3回目でおみくじが手元に届いたという珍しい現象を経験してきました。
悪くはありませんでしたよ。 期待する所は、やはり本堂のおみくじで「あたり矢」であります。
そして、中尊寺を出て毛越寺へ。 感じをみて「もうつうじ」と読めない私でした。 (お恥ずかしながら…)
そして、本堂へ。 通常、本堂の中へは入れないとの事。 本堂へ入れるのは決まった日。 でも、今は本堂の中でお参りが出来る様になっているのです。 それは、震災で、様々な人がお参りに上がるという事から。 ご住職も「あやめ祭りの時期に本堂の中に入ってお参り出来るという事は過去にありません」と。 ですから、今行かれる方々はご本尊の薬師如来像に近い所でお参りが出来るのです。 叔父叔母も「今迄、本堂の中に入った事が無い」と言っていました。
そして「浄土楽園」。 戦いの世の中だったその時代に、この様な庭園を造れるというのはどれ程力を持っていた事か…。 それが今の時代に残っているのですから、それも素晴らしい事。
只々、ビックリ。 素晴らしい財産が日本にあるという事です。 金色堂は国宝第1号との事。
「一回行ったからそれで良い」という所ではないですね。 何回でも行っても良いと思える所だと思います。
「あたり矢」で宝くじが当たったら、お礼参りに伺うつもりで今から予定している私です。 (不純ですか?)
でも、中尊寺・毛越寺は、本当に素晴らしい。 皆様も如何でしょう。 行かれてはどうですか。 |
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