四半世紀以上も前になると思うのですが、その頃に購入した自転車の「ギアチェンジが出来ない!」を昨年の夏に知ったのですが、昨年はそのまま放置してしまいました。 さすがに今年、「修理しよう」と、今日、月山へ上がる前に長岡の自転車屋へ行ったのです。
数年前にパンクを修理して貰った自転車屋へ向かいました。 所、「私にはパンクしか修理出来ないのですよ」と、ご主人様ではなく奥様がおっしゃったのです。 きっと、奥様が後を継がれて居らっしゃるのだと勝手に想像してしまった私です。
「じゃあ、この辺じゃ何処だったら直して貰えそうですか?」と尋ねて、次なるお店を教えて貰い向かいました。 2件目では、最初ご主人は出掛けていて留守で、留守番の奥様に要件と電話番号を伝えて立ち去ろうとした時に、ご主人様がお帰りになられ、直にお話しが出来たのです。
「かなり古い自転車ですね」「部品が無いかも知れません」と、言われてしまいました。 「27年位前に買った自転車ですから」 「よくこういう状態で維持出来てますよね」「女性の人には珍しい」等とお話しさせて貰い、「メーカーに問い合わせてみます」「もし部品が無い様なら、こういう状態で乗るのはどうでしょう」と、【ギアを中間にセットしてしまう】という手段でのご提案を頂戴したのです。
が、そのギアを中間にセットしても大白川へは向かえない…。
ので、「無理だとしたら廃車!?」と思った私でした。 「メーカーに部品が無かったら、その手段で使う事にしますので、再度ご連絡願います」と、お願いして月山へ向かったのです。
そして、約3時間後位に電話を頂戴し、「自転車屋ですが、分解して直しました」とご連絡を早速頂戴出来たのです! 超〜驚き!!! 心臓がドキドキしてしまいました。
「職人だ」と思った私です。 自転車は既に四半世紀も前の品物。 そして現在、メーカーには既に部品は無い状態。 そういう状態の中で、自転車屋さんは分解して直してくれたというではありませんか!!!
これって、凄いと思いませんか!? これぞ職人芸だと敬服です。
現代のコンビニエンス的な環境の自転車の知識も当然お持ちの筈。 それに加えて、過去25年以上も前の自転車も修理出来てしまうその技はまさに職人そのものだと。
素晴らしいと思いました。 と同時に、「私もスキーの職人になって、滑れない人を滑れる様に出来るスキーヤーになろう!!!」と、鏡にさせて貰った自転車屋さんです。
修理費も驚く程のお値段…。 月山からお土産を持って日曜日に受け取りに行こうと思っている私です。 しかも、その日曜日、「実は安もにさせて貰っているのですが、お宅のご都合がその日の方がよい様なら、夜、家にいる様にします」なんて、ご都合を付けて頂いて、重ね重ね感謝です。
来週からは自転車に乗れそうです…が、来週の平日は台風の影響と梅雨入りか!? みたいな天気でどうなることか…。
ちなみに明日の月山は曇りで止まっていてくれそうです。 雨が降るのは土曜日の夕方以降って感じですかね。 先週よりも断然イイ感じかも♪ (やっぱ、誰かが雨を連れて来るようですよ…ちなみに今週末の立山は???…晴れ?!)
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