今日の月山も朝には土砂降りの雨…。 キャンプご参加の皆様に「スキーにするか室内トレーニングにするか決めて下さい」と、判断を委ねました。
すると、実際、4分の3は「室内トレーニング」だった様なのです。 が、どうも多数決と反して、「スキーと言った人が泣きそうだったから」と、皆の出した判断は「雨の中のスキー…」でした。
しかし、驚く事に、外に出たら雨は上がったではないですか! これはビックリ。 曇りの中で、とにかくみっちり、基礎トレーニングに精出した今回でした。
とにかく徹底的に。 とにかくしつこく基礎技術をみっちりと。
頂戴したご感想。 「こういう事、シーズン中も行わない事なので、物凄く雨とガスに感謝で、大事な部分の勉強が出来ました」なるお言葉を頂戴して、私も有り難かったです。
この部分が出来ていなくとも、スキーで滑れる皆様です。 しかし、明らかに、ターンに必要な内容を把握してのスキーではない為に、雪質や斜面状況によっては途端に破綻してしまい易い状態。 そういう状態のままで経験を積んで行ったとしても確実に20年後は滑る環境はかなり狭くせざるを得ないバランスで今いるという事なのです。
その確保しなければならないのは、やはり斜面移動。 確実に重心を切り返しで斜面下方向へ進み落とせていける様にする事。 スキートップ(つま先)を切り替え時には雪面に押しつけられる様にする事。 スキーに傾きを付ける事が出来るようにする事。 ターン誘導を身体を回して行うのではなく、脚部で行えるようにする事。 雪の抵抗の少ない状態(直滑降や切り替え時)では、スキーヤーの重さがスキーよりも先行させられる様にする事。 スキーにプレッシャーを一気に与えたり、いきなり軽くしてしまう様な重心の上下動ではなく、斜面に沿った重心移動が出来る様にして行く事など。
まぁ〜ずまぁ〜ず、本当に沢山の勉強がまだまだ必要と言えるのです。
求めるモノがしっかりしていればいる程、ターンに必要な要素、そして身体の動きは今まで以上に意識して確保出来る様に行って行く事だと思います。 もう何年もおんなじ事を言い続けている訳ですから…そして何年もおんなじ状態って…って、私も私自身の提供が全くなっていないって思わざるを得ない状態です…実際は私自身に大問題があるのかも…提供の仕方を変えていく必要がある!?
もしかしたら、それ以前のもっともっと手前の技術提供が欠如している状態なのかも知れません…。 江戸川区の小学生と一緒に滑る方が勉強になるのかも…。
ま、もっと、スキーのイメージを立体的に考えていける様にしなければならないでしょう。 その中に確実に重心移動を合わせてイメージUPして行く事です。
平地で出来ない事は凸凹の中ではより出来ない訳ですからね。 慣れで滑れる様にはなりますけれども…それでよければそれでも。 |
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